満州事変自体は、関東軍の謀略であったことが明らかにされています。日本側のマッチポンプではじめられた事にはちがいありません。ただ、それまでの流れとして、中国(共産党ではなく蔣介石)のちょっかいや暗殺行為、いざこざが絶えなかったという事実を無視してはなりません。本来、日本本国が何らかの手を打つべきでした...
満州事変自体は、関東軍の謀略であったことが明らかにされています。日本側のマッチポンプではじめられた事にはちがいありません。ただ、それまでの流れとして、中国(共産党ではなく蔣介石)のちょっかいや暗殺行為、いざこざが絶えなかったという事実を無視してはなりません。本来、日本本国が何らかの手を打つべきでした...
日露戦争での勝利の褒賞として、日本国は満州地域での開拓権を手にします。ロシア圏と中国圏の間に位置する、このあぶなっかしい地域で日本はおどろくべき速さで、インフラ開発を進めていきます。西洋人が誰も成しえなかった、繁栄の象徴でした。
そして、宗主国による専制統治でもなく、共産主義による統治でもないこの地...
西欧列強の植民地支配というのは「統治」というには、あまりに無慈悲で凄惨なものでした。
文字通り「奴隷」と同等で人権はありません。効率よく求められる労働力として使用する以外はなんの存在価値も認められなかったのです。
そして、主人に歯向かわないように、優秀な若者は不具にされました・・知識を得られないよう...
はるかむかしは、古代ローマ、ギリシャの時代から奴隷制度はありました。芸術や数学、哲学が進歩した背景にはかれらに、色んな事ができる余裕があった。と、いうのも一つの要因だったのでしょう。いずれにしても、西洋的な文明の進歩のうらにはかならず、この「奴隷制度」が存在し続けました。
時はうつり、日露戦争で勝利...