柔くしなやかな月の下で
- カテゴリ: 自作小説
- 2024/03/19 23:13:01
第十三章
朝食を食べ終えた後、彼はお茶碗迄洗ってくれて二人してゆっくりした後、「俺、そろそろバイト行ってきますね!」そう言い残して私一人の空間になっていた。朝食を食べている時に、彼へと「どうして花屋のバイトを選んだの?」そう尋ねた時に、「あぁ…えっと、好きだった人が訪れないであろう場所...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
第十三章
朝食を食べ終えた後、彼はお茶碗迄洗ってくれて二人してゆっくりした後、「俺、そろそろバイト行ってきますね!」そう言い残して私一人の空間になっていた。朝食を食べている時に、彼へと「どうして花屋のバイトを選んだの?」そう尋ねた時に、「あぁ…えっと、好きだった人が訪れないであろう場所...
第十二章
リム君と生活を共にする様になって、2週間が過ぎようとしていた。彼は私の家から近い場所にある花屋でバイトを始めていた。今日は日曜、休みの日。朝起きたらリム君はキッチンに居て「すずさん!おはようございます!」と笑顔で毎日の様に私へと声を掛けてくれる。「おはよう…リム君」と少しづつ...
第十一章
翌日、私が目覚めたのは昼を過ぎた頃だった。ゆっくりと体を起こした私に気付いたリム君は「すずさん!おはようございます!」と元気に笑って私に声を掛けてくれた。私も寝惚け眼なまま、「…おはよう」と笑顔で応えた。彼は昨日私が買ってきたパンをまとめていた様で、「朝ご飯、食べれそうですか...
第十章
私が精神を病んだ過去には幾人かの男性が居た。その中で最も心に傷を付けられた相手は一人。当時、私は彼と付き合っていた、筈だった。何度も身体を重ね、「好きだよ」「愛してるよ」と言われ、その言葉達を信じていた。突然、彼と連絡が取れなくなって数年後のある桜の咲き始めた春の夜。彼から久しぶりに連絡が入...
第九章
彼は、少し苦笑いしつつ色々と話してくれた。元々はbarで働いていた事、そこで知り合った女性に恋をしていた事、その女性がセックス依存症だった事、そして彼はその女性の性の捌け口にされていた事…。彼は話しながら涙を何度も我慢している様子で、「すみません…お水を頂けますか...