キラとニクラの大冒険 (35)
- カテゴリ: 自作小説
- 2023/10/27 07:35:37
ニクラとキラは、いったん行くのをやめて図鑑でその貝を調べることにした。
貝類の項目を見ると、ページの下のほうにその貝のことが載っていた。
花貝という種類の、やこ貝という名前の貝だった。
生でも、焼いたり茹でたりしても食べられる貝らしく、力が強いので、手や足をはさまれないように。と、注意書きがあった。...
おれはよく浜辺や森の中、あるいは道端などで、落ちてるものを拾う。例えば、どんぐり、ボタン、貝殻、石、ちびた鉛筆、鳥の羽根、何かの部品、錆びた釘、などなど、ちょっと自分のセンサーに引っかかるものなら何でも。そして、それをコレクトして、部屋の棚の中にしまってある。
そんなふうに集まった自分の棚の中にある記憶や思い出、もしくは、新しい体験や、これからしたいことなんかをみなさんにシェアするブログです。
ニクラとキラは、いったん行くのをやめて図鑑でその貝を調べることにした。
貝類の項目を見ると、ページの下のほうにその貝のことが載っていた。
花貝という種類の、やこ貝という名前の貝だった。
生でも、焼いたり茹でたりしても食べられる貝らしく、力が強いので、手や足をはさまれないように。と、注意書きがあった。...
外人、と聞くと例えば白人や黒人のアメリカ人などを思い浮かべる人が多いと思う。
おれはニューヨークにかなり長く住んでいて、いつの間にかここにいることが当たり前になってる。
ところが、今朝、地下鉄の車両に入った瞬間、通勤時間で結構混んでて、車両内の人たちの顔がなんかいっぺんにおれの視覚に入ってきたように...
次の日の朝早くに3人は起きた。
キラとニクラはぺきぺきの茎で歯を磨きながら、昨日の出来事を思い出していた。
ぱっぱっぷすは口にぺきぺきの茎をくわえたまま、さっそくかみつきの肉を焼いて朝ごはんのしたくをはじめていた。
ぱっぱっぷすは歯をさっさと磨き終えると、かみつきの肉を火で炙りながら唐突にふたりに言...
もうそろそろハロウィンだね。
いろんなお宅のお庭が飾り付けされてて楽しい(^-^)
中には結構凝った飾り付けしてるところもあるし、この季節からクリスマスと、アメリカのご家庭を見るのが楽しい季節。
たぶん、特にお子さんいらっしゃる家庭とかは飾り付けも気合が入るんだろうな〜。
お父さん、娘さんに喜んでも...
3人は馬車に乗り込み出発した。道は左に下りながら曲がっていて、脇には大きな藪があった。
馬車がその藪の近くに来たとき、
ガサガサ、、と、藪から音が聞こえると、突然、藪の中から大きな動物が道に飛び出してきた。
目の前にあらわれたポルコよりも大きな黒い塊はかみつきだった。
ポルコは驚いて後ろ足で立ち上が...