真っ赤なリンゴを切る半分に
右があなたで左がわたし
いや
右がわたしで左はあなた
ん~
芯のかたちが右の方があなたっぽい
わからなくなって切ったリンゴをくっつけてみた
目の高さでぴったりと
うしろから笑い声が聴こえた
ねぇどっちを食べたい
右と答えた
じゃぁわたしあなたを食べたい
わたしを食べてと左...
真っ赤なリンゴを切る半分に
右があなたで左がわたし
いや
右がわたしで左はあなた
ん~
芯のかたちが右の方があなたっぽい
わからなくなって切ったリンゴをくっつけてみた
目の高さでぴったりと
うしろから笑い声が聴こえた
ねぇどっちを食べたい
右と答えた
じゃぁわたしあなたを食べたい
わたしを食べてと左...
あなたの涙に映る秋の青い空があまりに澄んでいる
さよならの言葉
その一文字一文字に思い出が舞う秋風に舞う落ち葉のように
手を握りしめると暖かいあの時のときめきがよみがえる
もう取り戻せない瞬間
今を忘れてしまったらもう手繰り寄せることは出来ないのだろうか
わたしはそっと最後のくちづけをした
あなたに...
ななかまどの白い花が咲いているそれはそれは小さないくつもの花が
この夏の燃えるような日を浴びて一つ一つが光っている
わたしの小さな生まれたばかりの恋のように
それは心の中で微小に純白に燃えている
わたしはそっと花びらに手を触れる思ったより冷たい感覚が伝わる
さっき初めてつないだあなたの手は暖かだった...
ぼんやりと見つめている
秋の海を
雲が厚く重なり
カモメが低く空を飛んでいる
風が冷たく
潮の香りを運んでくる
その中を思い出がかすめ
一つ一つ私の前を通り過ぎていく
波打ち際にあなたの面影を見ている
あの日のあなたを
その姿は
静かに引いていく波と共に消え去っていく
この悲しさは
この...
やはりスマホからかな?