青い記憶の中に微かな映像が流れていく
さよならも言えずにプラットホームに立ち尽くす私
うるむ視線の先人混みに消えていくあなた
プラットホームこの空間に私の居場所は無い
滑り込んできた電車に乗ったドアにもたれ私は泣いた
振り返り窓の外を見た滲む景色が後ろへと流れていく
それはすべての物を過去の世界へと...
青い記憶の中に微かな映像が流れていく
さよならも言えずにプラットホームに立ち尽くす私
うるむ視線の先人混みに消えていくあなた
プラットホームこの空間に私の居場所は無い
滑り込んできた電車に乗ったドアにもたれ私は泣いた
振り返り窓の外を見た滲む景色が後ろへと流れていく
それはすべての物を過去の世界へと...
京都の夜
鴨川の土手の上
川面を見つめ
打ち上げ花火
ヒュルヒュルと天に舞い
落ちてくるは落下傘
ついでに見える空飛ぶ円盤
四条通を歩く
人、人、人
絣の着物が美しい
提灯が明るく鉾を照らしだす
新町通りに入る
夜店、芋を洗うような人
売り声に掛け声
それ以外は聞こえない
ここにも鉾はそそり立...
窓を開けると木の枝から鳥が飛び立っていったいつも鳴き声をあげ枝周りで遊んでいく四十雀だ
そこに居たんだ外は鳴くことを忘れるほどの暑さなんだね
静けさそして部屋の中の冷たさ
雑然と積み上げた雑誌の影にあなたと写った写真がある
捨てることのできない想い情熱は遠い過去へと失せて行ったのに
私はエアコンを...