Nicotto Town



徒然なるままに

グラスホッパー

グラスホッパー/伊坂 幸太郎・・・★★★
「人は誰でも、死にたがっている。」すっきりしない読後感。
解説によると、伊坂作品初のハードボイルド小説だとか。
どうなる?どうなる?と筋を追う疾走感はたしかにあった。
人が死ぬのに意味だったり救いだったりを求めてしまうので、
どうも向いてなかったみたい。

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生きているのはなぜだろう。

生きているのはなぜだろう。/池谷裕二・・・★★
「秩序」と「宇宙」・・・池谷先生!難しいよ~。

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晴れときどき涙雨 -高田郁のできるまで-

晴れときどき涙雨 -高田郁のできるまで-/高田郁・・・★★★
『自分のための祈りよりも、誰かのための祈りの方が、
 神さまに聞き届けて頂ける』時代小説作家の初エッセイ。
同じ刃物なら人を斬るより大根切る的発想が美しい。

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まほろ駅前狂騒曲

まほろ駅前狂騒曲/三浦 しをん・・・★★★★★
「正しいと感じることをする。
でも、正しいと感じる自分が本当に正しいのか疑う」
正月に始まり大晦日に終わる。季節の移ろいゆくさまが
肌で感じられるように描写され、登場人物と共に一年を
過ごせたような気分。後半バスジャック(?)事件の渦中、
クスクスじゃ...

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母性

母性/湊かなえ・・・★★★★★
「告白」以来、二冊目の湊作品。母と娘、二人の視点で綴られ、
じわりじわり真相に迫っていく。母性とは何たるか、最後に
投げかけられたフレーズがストンと腑に落ちて、すっきり。

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