電光雷迅サンダーV(11)
- カテゴリ: 自作小説
- 2017/06/26 12:34:53
「おとうちゃん、おかあちゃん、いたいよ~~~。」
小さな男の子が倒れてきた看板と軒に足を挟まれて動けない。
「悠人!」
男の子に両親が駆け寄って看板を動かそうとしたが重くて動かない。
ズシーン・・・ズシーン・・・ズシーン・・・
地響きが上がった。
怪力ロボットMS-068号の巨体が見えて...
(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)
「おとうちゃん、おかあちゃん、いたいよ~~~。」
小さな男の子が倒れてきた看板と軒に足を挟まれて動けない。
「悠人!」
男の子に両親が駆け寄って看板を動かそうとしたが重くて動かない。
ズシーン・・・ズシーン・・・ズシーン・・・
地響きが上がった。
怪力ロボットMS-068号の巨体が見えて...
三
天に輝くひとつの星
胸に慈愛の心が輝く時
星から光が降臨する
サンジェルマン伯爵に
祈りの聖なる心が道を開き
あらゆる時空を超えて現れる
闇の中ににひとりの少女が現れた
体を紫の焔に包みながら
バイレットフレームそれは叡智の焔(えいちのほのお)
セント・ジャーメインの力を借り...
二
天から地へ光が流れて
闇の魔物が地をはいずる
人々はいじわるをする
他人を羨望する心
他人をおとしめたいと
人の心を引き裂く
闇の中ににひとりの少女が現れた
体を紫の焔に包みながら
バイレットフレームそれは叡智の焔(えいちのほのお)
セント・ジャーメインの力を借りて
撃て!...
一
天の光が瞬くころ
闇の魔物が現れた
人々は闇の心にとらわれた
自らの保身に動く心
他人はどうなってもいいと
人の心を踏みにじる
闇の中ににひとりの少女が現れた
体を紫の焔に包みながら
バイレットフレームそれは叡智の焔(えいちのほのお)
セント・ジャーメインの力を借りて
撃て...
ザッザザ・・・ザッザザ・・・。
ヘルメットをかぶった兵隊達が行進をするように足を高く上げて歩いて行った。
兵隊達は、銃を抱えて空に銃口を向けている。
時夫と美代子は、街の小さい裏道の建物の陰からこっそりのぞいていた。
「あの兵隊達、顔が見えないね。黒いマスクのようなものつけてて怖いわ。」
...