脳活『為ブログ』305
- カテゴリ: 日記
- 2015/12/04 18:28:19
自分という型紙。
服を作る時に型紙があれば、簡単に裁断できる。体形は違うようで
共有できるものがあるので、既製服というものが成り立つ。着ている
内に体になじんでくる。まるっきりサイズが違えば、これは返品しか
方法がないが、ある程度の範囲であれば、順応できる。これは新品の
場合だが、他人の服をも...
自分という型紙。
服を作る時に型紙があれば、簡単に裁断できる。体形は違うようで
共有できるものがあるので、既製服というものが成り立つ。着ている
内に体になじんでくる。まるっきりサイズが違えば、これは返品しか
方法がないが、ある程度の範囲であれば、順応できる。これは新品の
場合だが、他人の服をも...
今月の読書会。
石川達三の『生きている兵隊』が今月の読書会のテキスト本である。
昭和十年八月、石川達三は『蒼氓』という作品で第一回芥川賞をもらった。
蒼氓(そうぼう)は国民という意味で、ブラジルへの移民をテーマにした
作品である。太宰治は第一回芥川賞をもらいたくて選者の佐藤春夫に何回
も手紙を...
ゴミと宝石の違い。
ゴミはどこまで行ってもゴミで、宝石はいつまで持っていても宝石
と考えるのが普通だが、世の中、何でも鑑定団ではないが、ゴミから
宝石みたいな宝物になった話はなくはない。紙屑だと思って捨てた
古文書の中なら歴史的に貴重な手紙とかが発見されると、それこそ宝石
以上の価値が付けられ...
道具の進化と未来。
裸眼で見えない物を見る。手で持てない物を持てるようになる。
頭では選別できない物を機械が区分けする。視界外の世界を見る。
21世紀は人の能力の急速な倍加技術が進行するかもしれない。
自動車の自動運転が典型的である。人の視界は360度は無理だが、
前も後ろも前後左右も機械...
自然、社会、自己。
自然といえば地球そのものである。山に登れば、海に漕ぎ出せば、巨大な空間
に圧倒され人間が小さく見える。毎日、空や山や海を見ているわけではないが、
誰かが、どこかで観察をしている。
都市生活者が、自然を感じるのは暑い、寒い、晴れ、雨、雪といった自然との
接触点だけである。...
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