Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活『為ブログ』305

  自分という型紙。
 服を作る時に型紙があれば、簡単に裁断できる。体形は違うようで
共有できるものがあるので、既製服というものが成り立つ。着ている
内に体になじんでくる。まるっきりサイズが違えば、これは返品しか
方法がないが、ある程度の範囲であれば、順応できる。これは新品の
場合だが、他人の服をも...

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脳活『為ブログ』304

  今月の読書会。
 石川達三の『生きている兵隊』が今月の読書会のテキスト本である。
昭和十年八月、石川達三は『蒼氓』という作品で第一回芥川賞をもらった。
蒼氓(そうぼう)は国民という意味で、ブラジルへの移民をテーマにした
作品である。太宰治は第一回芥川賞をもらいたくて選者の佐藤春夫に何回
も手紙を...

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脳活『為ブログ』303

  ゴミと宝石の違い。
 ゴミはどこまで行ってもゴミで、宝石はいつまで持っていても宝石
と考えるのが普通だが、世の中、何でも鑑定団ではないが、ゴミから
宝石みたいな宝物になった話はなくはない。紙屑だと思って捨てた
古文書の中なら歴史的に貴重な手紙とかが発見されると、それこそ宝石
以上の価値が付けられ...

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脳活『為ブログ』302

  道具の進化と未来。
 裸眼で見えない物を見る。手で持てない物を持てるようになる。
頭では選別できない物を機械が区分けする。視界外の世界を見る。

 21世紀は人の能力の急速な倍加技術が進行するかもしれない。
自動車の自動運転が典型的である。人の視界は360度は無理だが、
前も後ろも前後左右も機械...

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脳活『為ブログ』301

  自然、社会、自己。
 自然といえば地球そのものである。山に登れば、海に漕ぎ出せば、巨大な空間
に圧倒され人間が小さく見える。毎日、空や山や海を見ているわけではないが、
誰かが、どこかで観察をしている。

 都市生活者が、自然を感じるのは暑い、寒い、晴れ、雨、雪といった自然との
接触点だけである。...

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