迷子を職にして一日目。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2014/10/17 01:48:41
もしもしもしもし。
君に会いたい夜はそっと布団にくるまって布団の重さで安心しようと布団の温もりで安心しようと
そんな冬。
とても優しい声でとてもきれいな声で歌うあの人は羨ましく感じた時点で私の負けだった。
私に何があれば私は必要といつまでもしてもらえて安心感を手に入れることがで...
自分の記録をここに
そして皆さんの心のなかに
残したいです
もしもしもしもし。
君に会いたい夜はそっと布団にくるまって布団の重さで安心しようと布団の温もりで安心しようと
そんな冬。
とても優しい声でとてもきれいな声で歌うあの人は羨ましく感じた時点で私の負けだった。
私に何があれば私は必要といつまでもしてもらえて安心感を手に入れることがで...
落とし方を知ったら何か変われただろうか
消えたくなる夜はあと何日連続でくるだろうか
こんな日々にも終わりはいつか来るのだろうか
こんな日々しか送れないくせになんでこんなところにいるんだろうか
手本になんてしなくていいよすぐに崩れるから
熱い体温が孤独をよりいっそう濃くするから
今夜ももう嫌だよ
涙を落とすたびに
すごく楽になった
涙を落とすたびに
大切な物も落とした
記憶はどんどん無くなる
どんなに繰り返した名前も忘れる
辛い記憶もどんどん薄れて
もう解放されたつもりになって
ふとぶり返す瞬間に
ほんの少し機能停止
足元を見て
動く足と心切り離した
...
周りに誰かいる世界は
とても安心できた
誰かわからない人
言葉が通じない人でも
一人分空けたベンチで
安心していた
電車の窓際
誰かが座ってくるのが苦手だった
空席になった途端寂しかった
1時間経って冷めた珈琲で喉が渇いた
雲の濃淡に目を見張った
スクランブ...