Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)

電光雷迅サンダーV(6)

地上に降りてきた怪力ロボットMS-068号は、2メートル以上ある大きな巨体をゆすって歩き出した。

ズドーン!ズドーン!ズドーン!

そして地響きをあげて、逃げ惑う人達の後を追いかけた。そこにちょうどバスが曲がり角を曲がって走って来た。

ブーーーーー!

バスの運転手は大きなクラクションを鳴らして...

>> 続きを読む


電光雷迅サンダーV(5)

朝日の昇ろうとする澄み渡った青い空に不思議な物体が現れた。

ここは、東京の国会議事堂前。

通りを歩く人々は不思議な物体を眺め指をさしている。

「なんだろう?」

ダイヤモンドのような菱形をした巨大な不気味な真っ黒な物体が空中に浮いている。

「怖いよーーー!」

子供達が泣き出した。

朝の通...

>> 続きを読む


電光雷迅サンダーV(4)

パチパチパチ・・・

クロスした手のひらから小さな光の粒が溢れ出た。その光の粒は腕の方へと流れ出て、指の先端から特殊金属に変わっていった。

パチパチパチ・・・

光の氾濫は、やがて肩から体全体に走っると全身を特殊金属に変えた。

そして。光の中から正義の戦士サンダーVが現れた。

無敵の戦士サンダ...

>> 続きを読む


電光雷迅サンダーV(3)

「俺はいったいどうしたのか・・・大爆発が起こり・・・炎が襲ってきて・・・体が焼けて熱くて・・・」

「郷。あなたは死にかけたのよ。」

「君たちは誰なの?」

「私は、チャビ。」

インコが答えた。

「僕は、ベルガ。」

リスが喋った。

「わしは、ドーブルじゃ。わしらは3博士と呼ばれておる。わし...

>> 続きを読む


電光雷迅サンダーV(2)

巨大な熱気と共に爆風が辺りに炎をまき散らした。多くの人が倒れて服が燃えあがり周りの観衆から悲鳴があがっている。

郷はとっさに愛と慧をかばって抱きしめたが、3人とも火炎に巻き込まれてしまった。

「姉さーん!!!」

愛は火だるまになって燃えている小早川外務大臣と姉を見て絶叫した。しかし、愛自身も郷...

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.