恋の芽が出る頃に 【 第十九章 】
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/02/25 17:02:07
第十九章 『 心の本音 』
あれから拓斗は私を抱き締めて数分間放さなかった。私の体は強く抱かれ過ぎて肩が少し痛い。でも、やっぱり気づかされる。──…大事にされているんだなって。
感謝しなくちゃいけないのは分かってる、分かってるんだけど…結局思い出すのはあの人、抱き締め...
小説とか書いてますよかったらみてくださいm(_ _)m
大好きなのでゲームの日記もたくさん書きます^^*
ゆっくりしていってね!!(゜∀゜)
第十九章 『 心の本音 』
あれから拓斗は私を抱き締めて数分間放さなかった。私の体は強く抱かれ過ぎて肩が少し痛い。でも、やっぱり気づかされる。──…大事にされているんだなって。
感謝しなくちゃいけないのは分かってる、分かってるんだけど…結局思い出すのはあの人、抱き締め...
第十八章 『 雪だけが、知っている 』
出勤して今日もいつも通り働く。それはまるで彼の事を記憶からかき消すように…。
「 今野、ここやっといてね? 」
「 あ、はい… 」
上司に投げ掛けられる汚れ仕事。女に任せるのは所詮、コピーかお茶を注ぐかだけ。最近ようやくパリ...
前期試験、合格発表まであと少しなのですが…。ドキドキハラハラが収まらないし、勉強が手につきません。学校でシャーペン握っても頭には「合否」の事しかありません。
先生は皆口そろえて「どんな結果でも構えれるように」と勉強しろと言います。ですがそんな「どんな結果でも」ってつまり「×...
行かないで 【 前編/短編小説 】
「 行かないで 」
ポツリと大きな背中に投げ掛けた言葉。だがその背中はピタリと一瞬止まっただけで、振り向かない。
「 なんで? 」
尋ねても返事はない。手を伸ばしても届きそうもない。彼の冷たい手を握ってみれば、一瞬にして解かれてしまう──…。...
瞬き 【 後編/短編小説 】
あれから数日が過ぎた。別に何事もなく、平和に過ごせたと思う。
──…今日までは。
◆ ◆ ◆
それは数時間前の事。
「 あ、川崎 」
呼び止められ、振り向く。そこには息切れした大山先生が立っていた。
「 ──…?何か? 」
下...