2013.1.10.冬の枝先
- カテゴリ: 日記
- 2013/01/11 05:53:28
はらりと舞った
落ち葉が集い
過ぎた季節の
夢見てる
見上げる隙間の
向こう側には
淡い色して
空高い
翳した掌
覗いたように
遥かを望み
伸ばし行く
はらりと舞った
落ち葉が集い
過ぎた季節の
夢見てる
見上げる隙間の
向こう側には
淡い色して
空高い
翳した掌
覗いたように
遥かを望み
伸ばし行く
帰り道
星明かり
静かな街並み
抜ければ山沿い
白い光を受ければ
するりと伸びやかに
遥かな空を見上げては
凛と佇みて何をか思わん
明け方の川沿いを
どこか呑気な足どりで
モコモコの毛並み
てくてくと歩めば
一時寒さを忘れ
見送るは何処へと
知ってか知らずか
共に水面に日を臨む
玄関先の
飾りを見上げ
揃えた靴を
並べて仕舞う
見慣れた場所も
何処と無く
空気の為か
新鮮味
顔触れ揃う
傍らに
挨拶交わして
第一歩
共に迎える
凛とした
新たな年の
事始め
序でにお願い
ポストに寄って
振り返り際に
手を振った
冬のコートで
見送って
カード翳して
改札抜ける
短いようで充実の
貴重な時間を振り返り
がたごと揺れる列車を迎え
車窓の向こうに思いを馳せる