2012.9.20.旋回
- カテゴリ: 日記
- 2012/09/21 06:04:39
お隣の大木から
これはうっかり?
窓から入り込んで
出られない雀蜂
見上げる一人が
虫取り網を出した
これを倖いと移り
掴んで羽根を広げ
目指す木は何処
羽ばたいて
弧を描く
お隣の大木から
これはうっかり?
窓から入り込んで
出られない雀蜂
見上げる一人が
虫取り網を出した
これを倖いと移り
掴んで羽根を広げ
目指す木は何処
羽ばたいて
弧を描く
夕刻には風と共に
夜半には立ち込め
明け方まで漂わせ
しっとりした感触
忘れた頃に授かる
夏の残香秋の調べ
落葉は
大風の為もあるけれど
色づきを見る限り
其ればかりでもないだろう
気紛れな空は
冷たい水と
暑さの光と
戸惑いのように
繰り返し届ける
季節の確かな訪れと
不確かな気候とが
不思議な天気...
黒い雲が駆けて
涼を呼び込んだ
びゅうびゅう吹き抜けて
空気を清め去る
一瞬の青空
再び黒い雲
怒濤の水滴が
辺りを塗り尽くす
行ったり来たりしながら
名残惜しむように
やって来る季節を
迎え入れる...
夏の気配を残しつつ
涼しい風が告げていく
落ちる木の葉も語ってく
間もなく季節が替わること
そんな気分に誘われて
ちょっとお部屋の模様替え
駆けて巡った雑多な日々に
思いを馳せて整える