2012.8.6.眩しい夕陽
- カテゴリ: 日記
- 2012/08/07 05:42:07
黒い雲は
通り雨の知らせ
日照りの中に
一時の涼をもたらす
庭先の土に
跡を残せば
風に乗って
どこかへ行ってしまう
呆れるほどに
抜けるような夕空
降り注ぐ光に
明日へ続く今日を思う
黒い雲は
通り雨の知らせ
日照りの中に
一時の涼をもたらす
庭先の土に
跡を残せば
風に乗って
どこかへ行ってしまう
呆れるほどに
抜けるような夕空
降り注ぐ光に
明日へ続く今日を思う
カーテンが揺れる
風が吹き抜ける
心地よく身を寄せれば
冷たい雫が顔に当たる
遠くの雷鳴が知らせた
夕立の訪れ
ざあざあと走り
真夏を湿らせる
太陽は
山の向こうに
星の瞬きには
今少し早く
残り火の朱が
僅かに雲を染め
淡い水色の空を
薄く長く漂う
佇めば届く
心地良い風
一日の火照りを
優しく掃い包む
意見交換の時間は
大抵沈黙から始まる
聞きたいことがあったので
思い切って手を挙げた
帰り掛けに呼び止められて
原稿用紙を渡される
私が書いて良いのですか?
遠慮なさらず是非どうぞ!
そんなこんなで頭を捻る
研究会の感想文
あっちかな?
こっちかな?
地図を片手に高台上がり
見知らぬ街をてくてく歩く
まだ日の高い夕刻の
ギラギラ熱気が降りくれば
眩しい光に何もかも
橙色に染まりそう
路肩の日陰に一息ついて
じっくり道を調べてる