2012.7.30.夏空
- カテゴリ: 日記
- 2012/07/31 05:01:21
熱気を避けて
木陰から見上げてみる
午後の陽射しは
容赦がない程だけれど
沸き立つような
その白い雲が
却って色濃いほどの
真昼の青さの中で
むくむくと聳える様は
木立の
眩しい青さと共に
渦中にある
季節を感じさせる
熱気を避けて
木陰から見上げてみる
午後の陽射しは
容赦がない程だけれど
沸き立つような
その白い雲が
却って色濃いほどの
真昼の青さの中で
むくむくと聳える様は
木立の
眩しい青さと共に
渦中にある
季節を感じさせる
蓄えられた熱気は
短い夜の間に
すっかり冷まされて
心地よく朝を告げる
今日もまた温められて
暑い一日を作るだろうけれど
明日を迎える頃には
また冷まされているだろうか
明るいうちから
浴衣の姿
商店街に
屋台が並ぶ
年に一度の
花火の大会
見知らぬ顔も
にこやかに
笑顔を交わし
歩み行く
薄く差す朱
次第に赤は褪せて
灰色に近づいたら
全体が白み始める
さあっと広がる
朝日と共に
視界一杯の
眩しさの空
真っ白な紙に
ぐるぐるぐる
見よう見まねで
描いたら
クレヨンの色が
てのひら一杯
ちょっとびっくり
ぱちゃぱちゃぱちゃ
洗い流す水さえも
楽しい遊びにはやがわり