ユメを育て眠らせる、
あたしのちっちゃなベッドの下に。
あたしはいつも真夜中に、
彼女のいびきで目を覚ます。
毎日毎日あたしのユメは、
グゥグゥグゥグゥグゥ高いびき。
夜ごと夜ごとにあたしは逆に、
彼女のいびきで眠れない。
だけどやっぱり彼女のために、
きれいな絹のリボンとちっちゃな鈴をつけましょう...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
ユメを育て眠らせる、
あたしのちっちゃなベッドの下に。
あたしはいつも真夜中に、
彼女のいびきで目を覚ます。
毎日毎日あたしのユメは、
グゥグゥグゥグゥグゥ高いびき。
夜ごと夜ごとにあたしは逆に、
彼女のいびきで眠れない。
だけどやっぱり彼女のために、
きれいな絹のリボンとちっちゃな鈴をつけましょう...
「お裾分けでいただいたものなんだけど食べる」
マスターからクッキーをいただいた。
そう言えばよく、
「お裾分けですが、と言って、
お隣にこれを持っていってちょうだいね」
幼い日、母からそう言いつけられて、
ご近所に色々なものを持っていった事がある。
よそからいただいたものを分けて、
ほかの人にあげる...