太陽星人 オメガフレア(パイロット版5話)
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/05/30 16:00:50
スパイダーキラーは突然何かが飛び出してきたので吃驚した。
何か大きな穴が開いている。よく見ると口ではないか。口が追いかけてくる。
黒い鉱石のような皮膚をした生物。魚のような恰好をした尾鰭のある生物。
「ああ!なんだこいつは!」
スパイダーキラーの後を猛然と追いかけてくる。
スパイダーキラー...
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スパイダーキラーは突然何かが飛び出してきたので吃驚した。
何か大きな穴が開いている。よく見ると口ではないか。口が追いかけてくる。
黒い鉱石のような皮膚をした生物。魚のような恰好をした尾鰭のある生物。
「ああ!なんだこいつは!」
スパイダーキラーの後を猛然と追いかけてくる。
スパイダーキラー...
歪なごつごつした突起が無数に突き出している小さな塊が宇宙空間に何千と漂っている。惑星の衝突で出来た大小の欠片だ。
暗殺者スパイダーキラーは、小さな塊のひとつに高熱曝射レーザー砲を発射した。
「ズドドドドドーーーン」
レーザーが塊にあたると、塊は四散した。
「出てこい!隠れているのは分かってい...
星々の瞬きを背に受けて、揺り篭は地球に向けて高速で飛んでいた。
「生命維持装置安定しています。」
マモル王子はすやすやと眠っている。
ふとメルは後方に何者かの気配を感じた。
「何かが追跡してきているようだわ。小型の戦闘機・・・」
「対象物の方が高速で振り切れない・・・」
「このままでは、...
暗黒大帝ゾルバは暗黒浮遊要塞ブラックシャドウの追跡微粒子レーダーの警報音を聞くと低く恐ろしい声をあげた。
「パール星の住民を一人残らず殺せと命じたのに分からぬのか?」
「はっ!しかし、あのような小さなものまで気になさらずともよいと思いまして・・・」
暗黒浮遊要塞ブラックシャドウの艦長は汗だくだ...
時間と空間の狭間、どこまで広がっているのか光の輝きが瞬いている。
その光の星の元にパール星と呼ばれるひとつの惑星があった。
かつて美しかったその惑星は今や荒れ果てていた。
青々とした森は枯れ、川は干上がっている。
繁栄を極めたであろう都市は廃墟と化していた。
ある日突然、宇宙から降伏を求め...