その時、マンションの下の方から、
「なみうさちゃーん。」
と私を呼ぶ声。
「あ、皆の声だ。」
立ち上がる私。
「もっと上に行こう。」
と言われたけど、
「え?私を探しているよ。
ここにいるって言ってきたんでしょ?」
「だめだよ。こっちへ行こう。」
無理に連れて行かれそうになったので、
「私、皆が探...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（12）
-
なみだうさぎ
のほほんと暮らしています♪
しばらくすると、J坊が出てきて、横に立ちました。
「こっちの階段にいるって言ってきたから。」
と誘われて、屋上に向かう階段に隣同士で座り、
きれいな街灯りを見ながら
今の学校のこと、仕事のこと、友達のこと、彼氏・彼女のことなどを話しました。たくさんの話をうんうんと聞いてくれる彼。
安心し...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（12）
-
J坊との会話の続きです。
「ねえねえ、なみだうさぎちゃんっていうのやめて、
ニックネーム決めよう。」
「えー、ニックネーム?」
「うさちゃんって呼んでいい?」
「いいよ。」←酔ってる。
「うさちゃん。」
「はあい。」←酔ってる。
「おれのこともさあ、なんか呼んでよ。」...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（7）
-
私は、彼らのすぐに友達になれる雰囲気がとても好きで、
それと同時に、彼らのお酒の飲み方も好きでした（今もね）。
全員が円になって座り、
一人がアルコールを注ぎ、あいさつをしながら一人ひとり回っていき、
注がれた方も注ぎ返し、
一周したら次の一人が一人一人注ぐために回っていくという飲み方でした...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（5）
-
今考えれば県人会に東京出身の私が入っていくのはずうずうしい話だったのですが、
その県の独特な雰囲気がとても好きで、また特に用事もない日だったので
喜んで参加させてもらう返事をしました。
飲み会は、ある夏の日の夕方。
ある東京都区内のマンションの一部屋にその友達と向かいました。
入...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（11）
-
