2011.7.15.トウモロコシ
- カテゴリ: 日記
- 2011/07/16 08:01:14
朝焼けは とおに過ぎ
陽射しは既に 日中の眩しさ
いつもの道を バス停に向かうと
青々と茂った 畑に出会う
いつの間に
こんなにも高くなったのだろうか
トウモロコシが 堂々と茂り
脇を歩けば それは緑の壁
抜けるような空と共に
鮮やかな
夏の色合いを示す
朝焼けは とおに過ぎ
陽射しは既に 日中の眩しさ
いつもの道を バス停に向かうと
青々と茂った 畑に出会う
いつの間に
こんなにも高くなったのだろうか
トウモロコシが 堂々と茂り
脇を歩けば それは緑の壁
抜けるような空と共に
鮮やかな
夏の色合いを示す
降りたバスを見送ると
人工の灯りは外灯だけになる
虫の音に耳を澄ませながら
ゆっくりと自宅を目指す
右手の空から
月がこちらを眺め
歩みを見送るように
静かに照らしている
雲のない空に浮かび
淡く黄みを帯びて
紺色に染まった世界に
ささやかな彩を添える
...
日の沈むのが
すっかり遅くなって
帰りが遅くなっても
まだ明るさが残る
そんな道で見上げれば
眩しかった青空に
いつの間にか雲が広がり
西の残り火を受けて
仄かに赤く染まっている
墨を流すように
夜に染まる空の
ほんの少し
前の色
明け方の庭を
箒で掃く
朝日は既に高く
辺りを眩しく照らしている
葉を茂らせた木々が
大きく枝を伸ばし
眩しさと対照的に
涼やかな木陰をつくる
生まれて間もない
小鳥達が枝を揺らし
その音に振り仰げば
煌きを放つ木漏れ日が
心地よく眩しい
自然の作り出す
...