2011.6.29.用水路を覗いたら
- カテゴリ: 日記
- 2011/06/30 04:53:21
集合場所は
田んぼの近くだった
友だちと顔を合わせると
特に今の時期は
ドジョウやオタマジャクシ
カエルにザリガニ
わくわくしながら覗き込んだ
登校前の用水路
大人になり
家と職場を行き来する毎日になったけれど
通りかかると思い出す
水の中の
小さな仲間たち
集合場所は
田んぼの近くだった
友だちと顔を合わせると
特に今の時期は
ドジョウやオタマジャクシ
カエルにザリガニ
わくわくしながら覗き込んだ
登校前の用水路
大人になり
家と職場を行き来する毎日になったけれど
通りかかると思い出す
水の中の
小さな仲間たち
夕陽の残した僅かな朱に
西の空が仄かに染まる
その同じ頃東の空は
呼び寄せられた夜を告げる
濃い青色に染まっている
影の色した山の背負う
空に広がる深い青は
遥か南で覗き見た
透き通る海を思わせる
映画を初めて観たのは
いつの頃だったろうか
スクリーンに広がる
日常と離れた世界は
強烈な印象と共に
様々な空想をかきたてる
製作者の意図は
本当のところは分からないけれど
心に残された印象は
新たに見つめる視点として
日常へとかえされる
同じように見え...
空を一面覆うのは
灰色をした雲の繋がり
太陽を遮って
風と共に暑さを和らげる
その風が時折
雲を流して切れ間を作り
顔を覗かせる空は
やはり抜けるように青い
次第に色を濃くすれば
それは雨を落とす雲
風と共に駆け寄って
足早に去っていく
雲に伺う
空のご機...
いつもの道を
いつもより少し
遅い時間に歩いてみる
雨上がりの道が
高く昇った日に温められ
草の香りを孕んだ水の
少し蒸すような空気が
辺りを満たしている
バス停はすっかり乾き
山を背にして立てば
向かいの太陽が眩しい
風の運び去った
夕べの雲の切れ間から
...