2011.6.19.曇りの日
- カテゴリ: 日記
- 2011/06/20 05:20:58
いつもより
ゆっくりと目覚めた
カーテンを開けると
外が薄暗い
鳥達の声は
夜明けを告げるけれど
朝日が始まりの印なら
今朝は特別
雲の広がる
空のカーテンの向こう
ゆっくりと休んでいる
太陽を思う
いつもより
ゆっくりと目覚めた
カーテンを開けると
外が薄暗い
鳥達の声は
夜明けを告げるけれど
朝日が始まりの印なら
今朝は特別
雲の広がる
空のカーテンの向こう
ゆっくりと休んでいる
太陽を思う
ページを開くと
独特の香りが立つ
書店に足を運んだ時の
紙の香りだ
子どもの頃は
空想世界に憧れ
生命や宇宙に惹かれ
図書室に足を運んでは
幾つもの本を紐解いた
大人になって手にするのは
仕事に関わる
現実的なものばかりだけれど
子どもの頃に触れた
数々の...
とても静かな
夜の帰り道
路地に入ると
笑い声が聞こえる
足元に
小さな火が回っている
「次はおにいちゃんの番ね」
明かりと共にくるくると
ねずみ花火が回る
少しだけ早い
夏の風物詩
雨の夜道を
滴りと共に歩く
路面に跳ねる水の音が
一定のリズムを刻み
優しい涼しさをもつ空気が
辺りを包み込むと
急いでいた歩みが
自然に緩められた
喧騒をかき消され
心が穏やかになる
雨の夜道のこと
すっかり暗い
夜の道を
急ぐ心で
足早に過ぎる
ふと
気付いて見上げれば
雲の向こうから
柔らかな光
固くなった心を
柔らかに解きほぐす