小説を作製している部屋
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- 2010/09/05 00:55:18
俺は海賊稼業の他に、もう一つの顔がある。それは宇宙を股に掛ける宇宙作家だと言うことだ。俺の書く物は宇宙を題材としたミステリー小説だが、各惑星で好評化を得ている。
おっと、原作が俺と言うことはみんなには秘密だぜ! もちろん、この事は親友のハーロックさえ知らない事実だ。
って事で、戦艦デスシャ...
気が向いたときに、気まぐれで書いております。
が、不定期なのであしからず・・・。
俺は海賊稼業の他に、もう一つの顔がある。それは宇宙を股に掛ける宇宙作家だと言うことだ。俺の書く物は宇宙を題材としたミステリー小説だが、各惑星で好評化を得ている。
おっと、原作が俺と言うことはみんなには秘密だぜ! もちろん、この事は親友のハーロックさえ知らない事実だ。
って事で、戦艦デスシャ...
「と、まあファイルに書いてあった事はこんなもんや。」
「でも、大村さんなら、その殺された山岡って男の所在は突き止めていた訳やろ?」
春田はアイスコーヒーをブラックで飲みながら聞いた。
「多分な。 昨日、俺が木村警部から依頼された事を先生に伝えたら、顔色がサッと変わったからな。 所在地はおろか...
カメラのレンズを望遠仕様に取り替えて撮影してると、後ろから声を掛けられた。
「おい、こんな所で何してるねん!」
谷本が振り返ると、男が二人立っていた。一人は格幅の良い青年。もう一人は少し痩せた印象のある青年だった。
「何って、写真を・・・・。 おぉー、春田! 久しぶりやね!」
谷本は突然...
同日、午前10時。谷本は事務所のデスクの上に封書が置いてあるのを見つけた。いつもながらギリギリの時間に事務所に入る彼は、今日もギリギリの時間で滑り込んでいた。普通なら、ここで大村の怒鳴り声が聞こえてくるのだが、今日はやけに静かだった。
「あれ、先生いないんだ。ラッキー!」
そう言いながら、封書...
第2章 調査 7月22日 水曜日。小田と太田は菜園場(さえんば)に来ていた。ここは江戸時代、当地に土佐藩主用の菜園場があったことに基づく町名から来ているらしく、現在は飲食店等が立ち並ぶ商店街となっている。二人がここへ来た時には買い物客で溢れていた。
「うわー、凄い人ね!」
「うん、夕方...