「しあわせのくじら」
- カテゴリ: 自作小説
- 2009/08/07 20:17:36
辺りはすっかり夕暮れ。目を見張るほどの美しい紅色のグラデーションだ。
私と息子が下る坂道には、掌同士をを結んだ長さの違う黒い影が映っている。
前に進むたびに隣の影の頭がひょこひょこ揺らいで、何とも心が和む。
純一が痛がらない程度に手を握り直せば、嬉しそうに顔を緩め、繋いだ腕を前後に大きく揺らした。
...
日日是悪日
辺りはすっかり夕暮れ。目を見張るほどの美しい紅色のグラデーションだ。
私と息子が下る坂道には、掌同士をを結んだ長さの違う黒い影が映っている。
前に進むたびに隣の影の頭がひょこひょこ揺らいで、何とも心が和む。
純一が痛がらない程度に手を握り直せば、嬉しそうに顔を緩め、繋いだ腕を前後に大きく揺らした。
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フリマで出品されてたものを見事落札。
出品者が求めていたラブレターのみで応募したら、見事落札。
普段自分が出品すると、アイテムを3つ4つと付けて応募してくれる人が多いので
この結果にちょっとびっくり。
何はともあれ嬉しいっす。...
もうダメよ
下がらない
上がるだけの
君への熱量
止まらない止まらない止まらない!
夏の暑さ
胸にある熱情
どちらが高いかしら?
恋にブレーキなんて無いのよ
そこのところ 分かってるの?
無理に止めようとするならば
ケガをするわよ!
もう引き返せないわ
覚悟は良い?
せいぜい火傷しないように...
「海が見たいな」
ぽつり。誰に言うでもなく、ひとり言のように詩菜(うたな)は呟いた。
「海だったら、見えるじゃない」
リンゴの皮をむいていた手を休め、詩菜の方へと顔を向ける。
真っ白で清潔な、病院独特の匂いが染み込んだシーツの上に広がる詩菜の茶色い髪が、よく映えた。
「うん、そうだけどさ。違...
プレゼント企画の抽選に、見事当選しましたー。
タウンで見かけて欲しかったものなので、かなり嬉しいですね^^