世代の共通言語、みたいなモノってある。
知ってる出来事や遊び、ふれた娯楽や物なんか。
テレビ番組や漫画なんかもそう。
『宇宙戦艦ヤマト』は、本当の意味でそういう存在になった、ほぼ最初のアニメじゃないかと思う。
それまでも傑作や、「見てたね～」と言われる作品はあっただろうが、メイン視聴者世代がほぼ皆一応内容を知っていて、かつ熱狂的なファンがつき、社会現象にまでなったのはヤマトが最初だろう。
ヤマト級の「時代」になっちゃった作品はアニメだと他には『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』くらい、そういう意味で特別な作品では、ある。

自分はどちらかというと『ガンダム』世代、『ヤマト』は見てたけどメインストリーマーではない感じ（で、さらにキャラクターにミーハーに思い入れたり、「我が青春の作品」みたいなのは多分別になるw）

最近過去の人気作等の実写化が多いけど、ヤマトもそのルートに乗った。
キムタク主演、撮影中から大々的に宣伝されている。

で。実写映画のヤマトの予告が公開されたらしい。

ちょっと年上・ジャストミート世代のそれを見た人曰く、

「木村拓哉を第三艦橋配置にしてやりたい!」

とのこと。

……あ゛～、やっぱそんなことになっとりましたか～。
（中心世代じゃないですが、その言葉の意味がわかる程度にはヲタクです）　

ヤマトの主人公古代進は、富山さんの演技のせいか、熱血主人公ながら、どこか折り目正しい、優等生な印象があった。
キムタクとはタイプが違っている気は、する。

なんにせよ、多くの人に愛される作品がジャンル移植されるなら、皆が納得するまでは無理でも、見応えのある作品になって欲しい。
予告見た人の、主演俳優やスタッフを第三艦橋勤務にしたくなるよな印象が（そう感じちゃった人のためにも）外れてくれればいいなぁ、と思う。