僕はネコ(続き)
- カテゴリ:日記
- 2009/12/26 01:05:42
* * *
母ネコは 「コフォッ」と咳をした・・・
そして しばらくして 姿を消したのだった。
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さくらの花が咲く季節になっても 母ネコが 戻ってくることはなかった。
動物は 死期を知ると 自ら身を隠し この世を去っていくことがあると
聞いたことがある。
母ネコも 誰にも知られることなく 神に召されたのだと思う。
母ネコは よく咳をしていたなぁ。
長い間の のらネコ生活で 僕らを守るためにも いろいろ苦労していたのだろう。
と僕は思った。
* * *
僕らはもうずいぶん 大きくなっていた。
兄弟たちは 次々と里子にでた。
末っ子の僕は 体も小さく、模様もちょっと変わっていたので もらい手がつかなかった。
僕の模様は ワンコでいえば ダルメシアンで黒いブチが広がっていて 見た目にあまりよくなかったのだ。
(ワンコだったらよかったのにぃ~><・・・)
* * *
でも 僕は ひとりになっても 毎日 元気に飛び回った。
ご主人の家の外には 菜の花畑が 広がっていた。
僕は 満開の菜の花の中を 走るぅ走るぅ走るぅ~
菜の花畑を抜けると 海が広がった。
僕は 海岸を 走るぅ走るぅ走るぅ、走るぅ走るぅ走るぅ~思いっきり走り抜いた。
僕は 海岸に来ては いつも母ネコのことを思い出していた。
夕焼けの時は 明日へとつながる 希望を
雨空の時は つらいことへの 忍耐を
青空が広がる時は どこまでも続く 未来を
・・・・ここに来れば いつも母ネコは教えてくれていた。
* * *
ついに 僕も 旅立つ時がきた。
いつか ご主人に お礼をしなければならない。
それには もっと 強くならなくちゃ・・・
僕は 風呂敷を広げ 愛用のえさ皿と数日分のキャットフードを入れた。
食糧がなくなれば 一時的に他の家に厄介になればいいと考えた。
風呂敷をつつみ 木の枝をとおして それを肩にかついだ。
そして 僕は 修行の旅・・・阿蘇 猫岳に向かったのであった。
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ごめん、オチがつけられませんでした・・・
(阿蘇 猫岳については 2009年8月12日 ブログ参照
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=17399&aid=5210896
です)
受験勉強のためニコタおやすみしまぁす!!
でもまたすぐに戻ってくるので
覚えててくださいね?
旅はいいものです。何かしら自分のプラスとなっていく気がします。
てか私のブログに書いてくれたココで一句の一句がおもしろかった・・・・
うぼっちゃった・・・((笑
さうsがZUKKサンですね!
オチつけようと思ったのですが、できませんでした 残念!
実は この続き(旅道中)を書こうと思ったのですが、たぶん読む方も書く方も 疲れるので この辺で終わりにしました^^;
ずっきぃらしい終わり方だなぁ(。-`ω´-)
流石☆
寅次郎って フーテンの寅さん?? まぁ フーテン的なところはあるかもね^^
修行経験ありだったのですね。
感心感心。