オールラウンダー
- カテゴリ:日記
- 2009/01/09 02:00:28
ちょっと書いておこう。
オールラウンダーっていう人の世界での評価はあまりのも低い。
これが全ての問題といっても過言ではない。
『器用貧乏』とか『秀才』とかそういう見方をされることも多い。
天才っていうのは、評価を受けやすいが
しかし、その天才をもしのぐ存在が『オールラウンダー』って人。
これはお世辞とか一切抜きにして、僕はそう思っている。
じゃあ『オールラウンダー』って人はどういう人か
チーム全体を繋ぎとめる『要』になれる人であり、極めて稀な貴重な存在なのだ。
多分絶対数は天才よりも圧倒的に少ない。これはマジ。
ぶっちゃけ、僕が何かのチームを作るとしたときに
入ってきた新人を見て、まず探すのが
『オールラウンダー』になり得る人はいるかどうか? だ。
こういう人がいるかいないかで、チームってのものが全く別モノになる。
読んでる人の中には「なーにを寝言を」って思ってるかも知れないが
じゃあ、自分が会ったことのある天才と思える人を思い浮かべて頂きたい。
それが十人集まって、チームを組んだら一体どいうことになるか?
こういう話しをすると、一度でも運動部に所属していた人なら一発で分かるんだよね。
前に中高、女子バレー部に所属していた人に話したら「あ〜」といって一発で理解してもらえた(笑)
分かりやすい言葉では『烏合の衆』ってのがある。
天才って呼ばれる人種は非常に使いづらく、頭ももの凄い固い。
こんな連中を全て束ねられるのが『オールラウンダー』って人種。
強いチームの監督という人は、チーム全体を監督してるワケではなく
そのたった一人を監督してるんだよね。
チームというのは、人が集まったらからチームではない。
その人がいるからチームなんだよ(笑)
何か、チームってのを勘違いしてる人が多いんだけど
チームを構成している要素は3つ。
①そのチームの『要』
②その『要』に付いていってる人
③その『要』に実は反対意見を持っている人
説得するのに②の人達をいくら説得しても無駄なんですよー。
だって、①の人がそのチームを作ってるんだもん(笑)
ちなみに、これが分かりやすいといいんだけど
狡猾なヤツは陰に隠れているから厄介なんだ!
監督ってのにも物理的な限界があって
怒るときにも、全員怒ってたらキリがないワケで
そういうときには、この『要』って人を怒る(笑)
そりゃいいんだけど、ちゃんと評価をしないから
こういう人達が腐ったり、反抗したりするんだよ(笑)
しかしねー、頭の良い人は『オールラウンダー』の重要性を痛い程しってる。
だから、そういう人材は絶対に見逃さない。かくいうオレは絶対に見逃さないね(笑)
そして、その人を徹底的に鍛えるワケですよ、徹底的にw
ちなみに成功した人の陰には、必ずそういう人がいる。
ミュージシャンのマネージャー。
イラストレレーターのマネージャー。
漫画家のアシスタント。
小説家に小説を書かせる編集者。
彼らは天才ではなく、天才にしてもらってるんだよ(笑)
こういう人がいなかったばっかりに、
多くの天才が消えていったのは、まぎれもない事実だよ。マジで。
ちなみにオレはこれを極めた人を3人くらいしか知らない。
それが前に書いた『深い人』っていう3人。
30年以上生きてきて、3人だぜ! 3人w
あとひとつ☆
確かに天才とは全然違いますよねえー。
あんまし、『天才』って思い浮かぶ人はいないけど
お父さんとかの話しを聞いても
「天才は基本我が道を行く人が大半で、
ホント変わり者。
練習もろくにしないのに何でもできてすごいけど
その人が人間としてはどうだ?って聞かれても、
あまり評価はできない。」
とのこと、
だから、天才はから見ずらい印象もあるし、うちにとっては雲の上の存在ですね~笑;
ウチは軽々しく『オールラウンダー』って言葉を
使ってしまった気がする。
私たち、中学生の間では
「なんか、パーフェクト人間しかできなくて、
ほんと、何でもできて運動神経がいい!!」
っていうイメージしかなくて★;
なんか、すごい壁のあるものという認識で・・・
だからウチはコーチにそんな感じで育てたい!
って言われた時も、
「ええ∑(´□`/)/マジかよ;うちそんな器用じゃないし。
んなことありえねー」
としか思えなかった笑
ってかマジで言ってんの??みたいな・・・。笑
でも、ヒロさんのを読んだら、ウチらと解釈の仕方ちがうんだなあーって・・・。
なんか、プレーとかのことだけじゃなくて
性格とか、その人の特性?的なものを見てのことでもあるんだなあーって。
あっそういえば、
コーチに「晴夏はなんか、リーダーシップがとれそうだし
なんか、その元気とかでみんなをまとめていけるんじゃないかねって思ったの!」
って一度言われた;(忘れてた)
でもなあー
心の底からホントにそうは思えなくて・・・。
なんか、いろんな人に私は過大評価されてる。;