希望という名の手仕事
- カテゴリ:仕事
- 2009/12/17 00:04:07
希望という名の手仕事
そういう言葉を覚えています。
希望は、そのすべてが手仕事の中から生まれるという意味?
それとも、手仕事の中に希望と呼びうる内容のものがあるという意味?
いずれにせよ、希望が手仕事であることに変わりはないのですが、
しかし、日々の手仕事に希望を見いだせるほど、
私の日々は美しくはないのです。
冬
曇り空の下
背を丸めて
駅へと向かう
私の後ろ姿。
「こんなものではだめだ、こんな私ではだめだ」
後悔ばかりが
私の手仕事には転がっている。
悲しいのは、
私が私に追いつけないこと。
それでも仕事として成立してしまっていること。
私はきっと詐欺師なのです。
わかってもいないことをペラペラまくしたてて
相手の質問を交わしながら
いい加減な取引を成立させている
そろそろ、お開きにすべき時です。