悔しい。。><
- カテゴリ:日記
- 2009/12/02 00:36:39
この間の話の続きで、今日は先生にアルバイトの詳しい内容を聞きに行った。
本当は授業終わりにと言っていたが、途中避難訓練がありうやむやに。。
あちこち探すと、先生は研究室にいた。
先生は、「どうぞ入って」と言うのだが、本が歩くスペース以外本が天井まで平積みになっていて、なかなか進めなかった。
まず、入り口も本が引っかかって3分の1しかドアが開かなかった。
それにつっかえて、思わず敗北感を抱く・・・w
でも、私から見れば、本で埋まっているなんて理想の部屋だった。
やっと先生のデスクまでいって、お話を聞いた。(先生の机の上も、窓ガラスも本で埋まって区別がつかなかった・・・)
何だかやはり難しい話のようで、書籍1冊の書誌分析につき100円が基本らしいのだが、難しいものについては請求すればもっともらえると言う。
結局内容もプラス100件追加されたので、2万円どころか3万円近くもらえるかもしれないということだった。
依頼主は、他大学の教授らしい。
そんな話をしていたら、先生がふとこの間国会図書館で偶然会ったときの話を持ち出した。
私が調べていた本に興味を抱いていたらしく、その本(『唐詩品彙』)についても色々聞かれた。
特に書誌学的事項について聞かれたのだが、先生は一瞬見ただけでそれを朝鮮本と判断したらしい。
実際はどうなんだと問われたが、私は、ちょっと変わった本だったな~という印象しかもっていなかったので、何とも答えようがなかった。
明の刊本だったような気が・・・なんて言いかけたが、それは違うんじゃないかと一蹴された。
実際あとで調べると、それは江戸時代の木活字版だった。
先生は江戸の漢学者や医療がご専門なので、興味を抱いたわけもなんとなくわかった気がしたが・・・
私が許せないのは私自身である。
書誌学のゼミで、先生とほぼマンツーマンでやってきたくせにこんな基礎的なことも答えられないとは・・・><
確かに見極めは難しいらしいが、せめてPCでも情報を確認しておくべきだった。
思えば、私はこの先生の授業だけは、出てくる単語が全て未知で全くついていけてない。
全員ついていけていないと言えばそれまでだが(15人中10人はいつも寝ている)、学習を怠らなければついていけないはずはないのである。
まず、今度から調査に行くときは、面倒くさくても調査カードに必ず記入するようにする。
書誌学的基礎知識は学部生のうちに頭に叩き込む。
漢学者の名前は、必要を感じなくても暗記する。
以上の3つは守るようにしたい。
最近、少しだけ時間ができるようになった。
それは周りの就活組に比べての話ではあるが。。
この機会に、来年の研究雑誌投稿に向けて勉強したいと思う。
今興味を抱いているのは、熊沢蕃山・藤原惺窩・興士団・漢籍の切支丹文献etc...である。
切支丹文献は卒論でやろうと思っている。
では、何をやったらよいか。。
院に行ったら、おそらく切支丹のことで終始してしまうと思うので、ここは中国文学科らしく中国人(唐宋八大家etc...)の文章家についてやりたいと思っている。
果たして何が良いか。。
日本漢学専攻なので、日本の漢文家でもいいのだが・・・
それなら漢文訓読のことも交えていきたい気がする。。。
やりたいことがありすぎて決められない!!!!
とりあえず、わからないことだらけで悔しかったので書いてみましたw
しかし大変そうですが、充実もしてるね。