昨日（正確には今日）の夜中１時にテレビで
「ドキュメント’09」が放送されてました。

「生活保護家庭が見つめた政権交代」という
タイトルでしたので、見る事にしました。

２家族、母子家庭を取材してあり、自民党政権下で廃止された
母子加算を民主党の政権交代で１２月に復活する事を
描かれていたのですが、僕も同じく貧困層なのですが
見ていて違和感を感じてしまいました。

子供に取材して「ガスが止まる」「大学にはお金がかかるのでいかない」
「高校は夜間で最初のお金だけ出してくれれば後は自分で…」
「本当は獣医になりたいけど、お金が無いので無理。医者の子しか
医者にはなれない」などなど子供が答えていて。

通常の取材の方も勉強も明かりを節約とか、２歳の子供が手を洗う時
少ししか出さないで節約とかで『貧困で子供が可愛そう』
『母子加算さえあれば』という内容だったんですね。

僕が違和感を覚えたのが、生活保護の明細の金額がチラッと出たのですが
『僕の現在の手取りより多いんですね』母子加算廃止後でも僕より
多いか同じぐらいなんですよね。僕が一人暮らし、テレビの家庭が親子３人の
違いはあれど、又仮りに僕が結婚して子供が一人いたと仮定しても、
扶養手当加算や税金が安くなる事を考慮しても、同額なんですよね。

これが僕の会社の女性社員なら確実に生活保護世帯の方が
高収入なんですよね。

テレビの両家庭とも子供がいるので、独身の僕には判らない出費が
あるのかもしれません。しかし僕は今だに覚えていますが
僕は働き初めの給料は手取りで１１万弱でしたし年収は１９７万でした。

それで一人暮らしをし家賃、公共料金、税金、社会保険を払って
生活をしていたのですね。

生活保護世帯は税金はかからず医療費も原則ただです。
なのに「公共料金が払えない」「子供の学費が…」と言うのは
僕からしたら「贅沢してる」としか思えないのですね。

僕が働き初めで手取り１１万弱でも「家賃」「公共料金」などを
「払えなかった事は１度も無い」のですよね。生活は無茶苦茶
苦しかったんですが。。。。その金額の２倍以上の金額を支給され
「生活出来ない」のは、どう考えても釈然としないんですよね。。。。

僕はフリーターをしてた時期があります。年収１９７万の
税理士事務所を辞め、次の職場のつなぎでです。
その時の事ですが僕は飲み物は水筒に麦茶を入れ
持参していたのですが、他の人は普通に自販機で
ジュースを買い煙草を吸い「お金が無い」「生活出来ない」
と言っていたのですね。僕が「ジュースと煙草が贅沢でしょ」
と言うと「ジュースと煙草ぐらい普通だ」「ジュースと煙草
ぐらい無いと人間らしい生活が…」など僕からしたら
「甘えた事を言っている」んですよね・・・。。。

昨日、放送された２家庭の、生活保護世帯も「そういった甘え」
があるんじゃ無いだろうかと疑ってしまうのは
僕の色眼鏡でしょうか？？

しかも一つの家庭の子供が中学２年、小学５年、２歳の幼児で
もう一つの家庭の子供も中学２、３年と２歳の幼児の
家庭なんですが、何故生活が苦しいなら下の子供を作るの？？
と僕は思ってしまうのですね。

子供が２人家庭の母親が最後に「自分の家庭も貧しく私は中学しか出ていない。
自分の世代で貧困の連鎖を断ち切りたい、なので母子加算で学資保険
をかけ子供には教育を受けさせたい」と仰ってましたが、
僕も高校から育英会で今も返済しており返済は重く圧し掛かっています。

僕は結婚願望は今のとこゼロなのですが（結婚しても食べていけないし）
友人、知人で所得が低く結婚したいけど出来ない。同棲して本当は結婚
して子供も欲しいのに諦めてる人がいます。僕も仮りに結婚したら
子供は無理だと思います。子供に貧困を味わせたく無いですから。

「そういう働いてもいる人」より高額な生活保護を貰い「生活出来ない」
というのは、どう考えても釈然としないし違和感を感じるんですよね。。。

こんな風に考えてしまう僕は冷徹な人間なんでしょうか？？？