コミックか~
- カテゴリ:マンガ
- 2009/11/24 20:02:37
本大好きなんですが、コミックは意外と、大人になってから読み始めたクチです。
本も無論良いですが、コミックにはコミックならではのよさがありますね~。で、このお題、5月にもあったぞw
雨柳堂夢咄
波津彬子氏の作品。大正あたりかな?の骨董品屋雨柳堂の、骨董にまつわる幻想譚。祖父と孫息子の二人でやっているのですが、この孫息子の蓮は、物の怪を見ることができ、また彼自身、どこか人外の血を引いているような、不可思議な存在です。話はどれも、日本文学の美しい幻想的な作品を思わせます。
同じ出版社の今市子氏の百鬼夜行抄も、やはり物の怪を見る事が出来る青年、律が主人公。こちらは時代は現代ですが、波津氏と対極的に、日本文化の闇部分にスポットが当てられており、雨柳堂と対極的で面白いです。
動物のお医者さん
言わずと知れた佐々木倫子氏の名作。主人公の西根公輝が獣医学部に入学して、卒業するまでを追っています。登場人物はみんな一癖も二癖もあり、それでいて みんな相手の個性をちゃんと理解しているところがすごい。この方の作品はどれもそうですね。そこがすごい。そして恋愛要素がからっきしなのがまたw
寂しい話はなく、どれもゆかいなエピソード満載。動物たちがちゃんと行動も動物らしく描き込まれているのもポイント。
よつばと
あずまきよひこ氏の作品。連載中。5歳のよつばと父(よつばは実の娘ではない)の、子供パワー全開の日常を綴っています。子供の行動や思考パターンがすばらしくよく現れてます。笑って楽しくほのぼの読める作品です。
もやしもん
石川 雅之氏の作品。連載中。こちらは農大が舞台。菌やウイルスが見え(しかもマンガチックに!)、かれらと会話が出来る変な能力を持ったもやし屋(種麹屋)の 息子、沢木惣右衛門 直保(さわきそうえもん ただやす)のコミカルで、菌などが見える以外は実際にありそうなな大学生活を描いています。ちょっと動物のお医者さんを彷彿と。 菌やウイルスについての薀蓄も楽しい。
GREEN 農家のヨメになりたい
のだめカンタービレ、天才ファミリーカンパニーと同じ、二ノ宮知子氏の作品。
この方の3作品はいずれも天才を扱っておいでです。グリーンは料理専門学校生の吉川和子が、農家の一人っ子で外科医師資格も持つ小野誠に一目ぼれ、何とか彼のお嫁さんに・・という、ラブコメディ。コメディ要素の方がはるかに強いです。かなり笑いました。
ブラックラグーン
広江礼威氏の作品。ひょんなことから会社員の岡島緑郎は、違法な運び屋・ラグーン商会(タイのロアナプラが拠点)に拉致されますが、会社組織に見捨てら れ、そのままラグーン商会見習い水夫に。裏社会がテーマなので、内容はコミカルな面もありますが、テーマは非常に重く、ハードです。
パイナップルARMY
浦沢直樹氏の作品。もと腕利きの傭兵ジェド・豪士が、退役後に民間の軍事顧問機関・CMAの戦闘インストラクターとして、さまざまな人たちの依頼を引き受けていきます。戦争の異常さ、後遺症といった重いテーマもしっかり扱われています。
蟲師
漆原友紀氏の作品。どこか明治の日本を髣髴とさせる世界が舞台。蟲と呼ばれる妖怪に似た存在の専門の医者かつ研究者、退治者を蟲師と呼んでいます。主人公 のギンコが、あちこち旅をしながら蟲にかかわる事件に出会うという、ほとんどが一話完結の作品集。どこか昔話を思わせる作品です。DVDにもなっています が、こちら背景が非常に美しい。
赤ちゃんと僕
羅川真里茂の作品。母を交通事故で亡くした小学生5年生の生真面目少年榎木拓也が、エンジニアの父のいない間、弟の実の面倒を見ながら大奮闘。重いテーマも扱っています。登場人物の心情が細やかに描き込まれています。
あ~まだいっぱい好きな作品があるなあw
どれも割合有名な作品なので、名前はご存知のもあるかもですね~。
タイトルだけ知っているのが四作品。
砂ネズミがツボだったのですねww
かもされてるのかww
職場のPCはアイコンが菌達です(笑)
はい、ありがとう。
>とりさん
雨柳堂に限らず波津さんの作品は情緒があっていいですね。どれも好きです。Greenはどたばた色が強いですw
>日月さん
あははww 平成酔っ払い研究所w 日月さんいかにもって感じですわw
>reomaさん
あははw 尾白、尾黒は当初カラステングでしたけど、最近はすっかりブンチョウテングになってますねw
>おみーさん
あたしもこれに出会ったの、最近なんですよ。あずまんがも読んでます。
蟲師は映像作品もコミックと同じ雰囲気のままで、幻想的で美しいです。
>神子さん
どちらもいい作品ですよねえ。
>くーちゃん
うん、読むのめったやたら早いからw
よつばとも良いですね。あずまんが大王も好きなんです。。。
蟲師は、アニメをちょろっと見た事があるだけですが、独特の世界観がありますね。。。
百鬼は脇のオジロやオグロたちが好きです
いっしょにウーロン茶で酒盛りしたいぐらいwww
それにしてもいろんなの読んでますね~~~^^
「GREEN」とはやりますねー。
ちなみにワタシの普段は「平成よっぱらい研究所」まんまです。
だから「君に届け」なんだけどなー…。
そして物の怪たちがユーモラスなのも可愛いです^^。
天ファミは読んだんですが、GREENも面白そうです!読んでみよう。
ステプどうぞ^^