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盗月Blog——島村抱月TextData——


■近代文藝之研究|研究|自然主義の價値(1)

■近代文藝之研究|研究|自然主義の價値|一 (1)

    自然主義の價値

        一

吾人は此の文によつて上に掲げた自然主義論の後を承けやうと思ふ。彼れが如き文藝上の傾向は結局如何なる意義若しくは價値を有するか。本論の眼目は此の問題を研究するに在る。
顧みて周圍の文壇を見ると、此の問題に關する議論は日を逐うて益々盛んになり、吾人の所懐に對する批評も數回のみならず聽くを得た。其の中で吾人の論に疑議を加へられた諸説に對しては、論題の性質上、一々別に答へることが容易で無い。葢しその題意の複雜深邃なること自然主義論の如きは近時の文壇に多く見ない所である。



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*註1:此の文・文藝上の傾向・文壇に多く見ない
「文」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/bun_aya.jpg

*註2:上に掲げた
「掲」の旧字体。旁が「曷」。

*註3:周圍の文壇
「周」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/syuu_mawari.jpg
「文」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/bun_aya.jpg

*註4:日を逐うて益々盛んに
「逐」の旧字体。「シンニョウ」は「二点シンニョウ」。
「益」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/eki_masu.jpg

*註5:吾人の所懐・多く見ない所
「所」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/tokoro.jpg

*註6:批評も數回のみならず
「評」の旧字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/hyou.jpg

*註7:諸説に對しては
「諸」の正字体。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/moji/syo_moro.jpg
「説」の旧字体。旁は「兌」。

*註8:近時の文壇に
「近」の旧字体。「シンニョウ」は「二点シンニョウ」。

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■抱月『近代文藝之研究』を註記なしに通しで読みたいかたは、こちらをどうぞ。
http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Ehanadada/tougetsu/kbk_tobira.html

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2009/11/22 21:52
●スマッシュさん:
カワセミはとてもインパクトのある色彩・フォルムをしていますので、
一度、頭の片隅に入れておけば、次になにかのおりに目にしたら、
きっとすぐ「カワセミ!」と気づかれることと思います。
1年中いる鳥です。池や河辺の、水面に接した木の枝とか、
棒杭のようなところで、よく止まって、エサ(小魚がメイン)を狙っています。
飛んでいる姿は、野鳥を見慣れていない人だと、見えないかもしれません。
ものすごく速くて、一直線に、弾丸のように、水面の上を平行に飛んで行きます。
その時「チィーーーッ」という、小さな、でも鋭い、可愛い声で鳴くんですが、
これも聞きなれた人でないと、気づかないかもしれません。

チョウやトンボは、確かにこちらでもかなり少なかったです(セミもそうでした)。
僕は、たぶん今年の夏の気温が冷夏気味だったせいと思っています。

お仕事の行き帰りや、あるいは買い物の途中でも、
ほんのちょっと息抜きに、街路樹の枝や電線のあたりに目をやってみてください。
そこには、スズメやハトやカラスのどれかが止まっていると思いますが、
でも、よーく見ると、それはスズメに似ているけどスズメではないようだ、とか、
ハトに似ているけど、ハトではないのかも、と気づかれることがあると思います。
気づいてしまうと……もうあなたはバードウォッチングの魅惑の罠から
逃れられなくなります、デス。(^_^;

スマッシュさん地方は、野鳥を見るにはとても恵まれた場所なので、羨ましいです♪
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2009/11/22 20:40
カワセミ キレイな色の鳥なんですね  (◎o◎)
こんな カラフルな鳥は見たこと無かったです

そして スズメだけじゃなく チョウチョや トンボも最近見かけないような…
子供達が大きくなり 昆虫を追っかけなくなったからでしょうかね… (~_~;)

良く見かけるのは まるまると太ったカラスですね (-_-;)
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2009/11/22 12:07
●スマッシュさん:
こんにちは。(^_^)/
スマッシュさん、なかなか鋭いです!

> 昔はどこにでもいた スズメも見かけなくなったような… 

これ↑、あまり世間では知られてはいませんが、
野鳥に興味のある人の間では、しばらく前から囁かれていたことで、
実際にそのとおりなんです。\(◎o◎)/!
立教大学理学部の動物生態学の上田恵介教授の調査・研究によると、
 _____________
 ここ20年ほどで5分の1、
 この半世紀ほどで10分の1、
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
スズメの個体数は激減していると思われる、との衝撃的な推論が述べられています。
推論、となっているのは、以前はスズメがあまりにありふれていましたし、
まさか減少するなんて思われていなかったため、
国内にどのくらいのスズメが棲息していたか、の過去の基礎データ自体がないからです。
まさか、まさかと思いつつ、このままなんの手も打たないでいると
スズメがトキの二の舞いなってしまわないとも限りません。
スズメ激減の詳しい話は、こちら↓をごらんください。

■立教大学生命理学科動物生態学研究室 >
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/animal-ecology/members/osamu_mikami/sparrow-index.html

カワセミは、コバルトブルーの、目の覚めるような綺麗な羽を持った小さな鳥です。
動物や自然のテレビ番組や、一般の広告とかでもよく登場するので、
きっとスマッシュさんもごらんになれば、
「あ、この鳥がカワセミか」と気づかれるはずです。
ネットで検索してもゾロゾロいっぱい出ますが、参考の URL をご紹介しておきます。

■Yachoo! オンライン野鳥図鑑 > 野鳥図鑑 > カワセミ (亜種 カワセミ)
http://www.yachoo.org/Book/Show/394/kawasemi/

カワセミは、元々は渓流沿いを生息域にしている野鳥ですが、
市街地の水路や公園の池、遊水池のような所でも見ることができます。
体長は17cmということになっていますが、
カワセミはクチバシが長く、これで体長の数値が大きくなっていますが、
見た目のカラダ自体の大きさは、せいぜいスズメ程度の印象です。
色も形もしぐさも、とても可愛らしい鳥です。
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2009/11/22 07:34
カワセミ… きっと私は見ても 何の鳥だか分かりません… (+_+)
たまに なんだ? この鳥? と言う中に カワセミがいたりするのでしょうか!?
そういえば 最近は 昔はどこにでもいた スズメも見かけなくなったような… 



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