院内講習会
- カテゴリ:勉強
- 2009/11/21 01:02:35
テーマは顎変形症。
オペの形式とか、前後の検査などについてわかりやすく解説してくれました。
昔はレントゲン写真だったので立体的に捉えにくく、開けてびっくり終わってびっくりなんてこともあったそうですが、今は、歯科用のCT画像をPCに取り込んで立体的に処理して、あごのどの部分を切って何ミリ削ればいいのかを計画できるようになったと。
さらには、その立体画像に患者さんの顔写真を貼り付けることもできて、術後予測される顔立ちまで再現できるので、事前にそこまで含めた説明を患者さんにできるようになったそうです。
実際のオペ中の映像も見せていただきましたが、麻酔がかかっていることが解っていても、痛そう・・・。
最後に保険適用についての話もありました。
施設基準を満たした矯正歯科の歯科医が「顎変形症」と診断したあと、同じく施設基準を満たした口腔外科の歯科医が「顎変形症」と診断して初めて保険適応が受けられるそうで、最初の矯正歯科の診察は自費だそうです。
保険がきかない材料や術式を選択すると、上下のあご同時手術で諸費用込みで最大200万以上かかるとか。
保険がきいても、きつすぎる金額に驚いたところでおしまいとなりました。