教員採用試験
- カテゴリ:日記
- 2009/11/14 08:54:02
教員採用試験合格講座の受講を、そろそろやめることにしました。
私の理由は、目標が変わったからという単純なものです。
ただ、やめようと言い出したのは彼の方でした。
彼は教員一本なので、やめる理由がわからなかったのですが。。
どうも、一発合格のために勉強する風潮に合わなかったようです。
普通なら一発合格すればこれほど良いことはないと思うのですが。
彼の話を聞いて、それは働く側のわがままであって、子供にとっては良い影響を及ぼさないと思うようになりました。
たかだか一ヶ月ほどの教育実習でそのまま現場に入って担任ないし副担をすれば、経験も知識も最低限の新卒では及ばないところも多々出てきます。
そういうことによって経験を積み重ねていくのは勉強になるが、子供にとってはある意味実験台にされたことになる、というのが彼の考えです。
彼は、来年採用試験は受けるものの、もし1次に受かっても2次は受けないらしいです。
1次で良い成績を収めればどこかで講師として雇ってくれるので、教科の講師を2~3年した後推薦されるようになってから本採用してもらうのだそうです。
私にすれば、お給料がまず違うし、結構気の長い話だとは思ったのですが。。
子供にとっても本人にとってもそれが良いなら、それが一番なのかなと思いました。
でも、前回漢文の講座を休んだら、漢文の先生から「お前らなんで休んだんだよ」と結構しつこく聞かれてしまいましたww
今まで講座・授業ともに私も彼も一度も休んだことがなかったので、目についたらしいです。
だから今季は、漢文だけ出て、現代文・古典は休み、その間にそれぞれ自分に必要な勉強を進めるつもりです。
最近就職組が急に動き出して、大変そうです^^;
皆就職できるといいな。。
子どものためにと思って…というかもしれませんが、本当に子供のためになるのでしょうか?
たかが2~3年やったからといってどうにかなるものではないです。
何年も現場で働いていても満足に子どもたちを指導できなことはたくさんあるはずです。
2~3年で先生としても質が上がるなら、そういう課程になっていると思います。
新卒でも、子どもたちのことを考え、懸命にやればいいんじゃないですか?
教育に関して、完璧なんてどこにもないと思います。
何年たっても毎年が実験のようなもので、終わりなんてないと思います。
私だって経験や知識がないのに子どもたちの前に立つのは申し訳ないです。
講師などで経験を積めば少しはましになるかも知れませんが、立場の問題です。
常勤講師になって、担任を持ったら、本採用の教師と責任の重さは同じです。
非常勤講師だって子どもたちにとっては先生だし、授業を教える上での責任は同じです。
そうやって考えると、講師の道を最初から選択するのは逃げのような気がします。
本当にただの自己満のような気がします。
本採用か、講師か、ってことを子どもはあまり知らないし、興味がないと思います。
子どもからすればどちらも先生に変わりないです。
志が高いのはよいことだと思いますが、それなら早く本採用で教師として働いてほしいです。
そして一人でも多くの子どもたちを一生懸命に教育してほいいです。
まわり道をすることでよい経験を得ることができると私は知っています。
でも、ストレートで行っても、それはそれでいろんな経験ができると思います。
藤乃さんの彼氏さんが決めたことだから私がどうこう言うことではありませんが、
同じ教師を目指すものとして、私の意見を書きました。
読みにくく、分かりにくいものになってしまってすみません。
でも、本当にもう一度、考えてほしいです。
講座の受講をやめるのは構わないけどね
もう一度、よく考えてみて
ま、どういう方法選ぶにしてもがんばってね。
いい会社とのご縁がありますように。