新・ヤツギツネ
- カテゴリ:日記
- 2009/11/04 23:29:41
八狐が岡崎宿に入ると備前屋の前で知らないおばちゃんが声を掛けて来た。
おばちゃん「あなたの為に5分だけ祈らせてくれませんか?」
八狐「いいえ、急いでいるので結構です。」
そう言うと八狐は街道を逃げるように先を急いだ。
するとさっきのおばちゃんから少し行ったところで、とても可愛い八狐好みのお嬢さんが
声を掛けて来た。
可愛いお嬢さん「あなたの為に5分だけ祈らせてくれませんか?」
八狐「是非お願いします!」
するとお嬢さんは、八狐が来たほうに向かって大きな声で手を振りながらこう言ったのです。
可愛いお嬢さん
「おか~さ~ん! この人が祈らせてくれるんだって~!」
八狐
Σ(゚Д゚;;)ノェェェェエエエエ
そう、先程断ったおばちゃんの娘だったのです。
おばちゃんは、八狐を見ながら『引っかかったね、ヒッヒッヒ』と言う様な笑みを浮かべ
八狐の所にやってきました。
そして、
おば(略)「それでは手をかざしながら祈らせて貰いますね。」
と言って二人で何やら八狐の背中に手を当てて祈り始めた。
通りがかる人々は皆 『あ~あ、間抜けがまた引っかかってるよ』 と言う様な顔で見て
行ったが、お祈りの途中で逃げる事もできず、黙って5分間祈ってもらった。
その時間は1時間にも2時間にも思える長い時間じゃったそうな・・・
かわいそうな八狐は やっとさらし者の刑が終わったので、急いで立ち去ろうとした、
すると、おばちゃんがトドメにこう言った。
おば(略)「なにか温かいものが感じられましたでしょうか?」
八狐「いいえ、何も感じられません・・・ なにも・・・」
お嬢(略)「まぁ、私のお祈りが通じなかったのですね・・・ 本当に何も感じませんでしたか?
胸の中がほんわり温かくなるように感じられませんでしたか?」
八狐「いいえ、私は胸がせつなくなりましたよ・・・」 (´;ω;`)
するとおばちゃんはぐっと八狐の腕を掴んでこう言った。
おば(略)「それはいけません! おなたは悪いタヌキにとり憑かれるいるのです!
近くにお払いの出来る場所が有るから一緒に来てください!」
八狐「いいえ、私は狐に憑かれているので今からお払いに行く所なので失礼します。」
お嬢(略)「まぁ、それは大変! 是非私にお払いの手伝いをさせて下さい!」
八狐「それはぜひ! お・・・」 Σ(゚Д゚)ハッ!
お嬢(略)「まぁ、手伝わせて頂けるのですね♪」
おば(略)「ささ、こちらにおいで下さい」
八狐「いいえ! ぜひ・・・ ぜひお断りします。」
お嬢(略)「そんな事言わないで、是非手伝わせてください。」
ちょっと後ろ髪は引かれたが、八狐は周りの人の視線に励まされ半泣きでもう一度
はっきりとこう言った。
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします、お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
そうして余りにも恥ずかししくなった八狐は、走って逃げたのでした。
龍城の近くまで走って逃げて来ると、流石におばちゃんもお嬢さんも付いては来なかった。
走ったので喉が渇いたのと、恥ずかしくて顔がほてっているのとで、冷たいものが食べたく
なった八狐は、龍城の脇にある小さな茶屋で「八丁味噌ソフト」を食べることにした。
そのソフトクリームは、ちょっとしょっぱい涙の味だったそうな。
八狐がちっょと落ち着いてくると、茶屋にはもう一人の男が居る事に気が付いた。
その男の人もがっくりとうなだれながら、八丁味噌ソフトを半泣きで食べていたのだそうな。
八狐「あれ? あなたはグルメレポーターさんじゃないですか? 八丁味噌ソフトの話
とか、備前屋の淡雪の話などをしているのですか?」
通(略)「いいえ、今はそんな気分じゃないんです。」
八狐「どうしたのですか?」
通(略)「備前屋の前で、可愛いお嬢さんに声を掛けられたのですが・・・」 (´;ω;`) ブワッ
八狐「僕も声を掛けられましたよ・・・」 (´;ω;`) ブワワ
二人は涙の八丁味噌ソフトクリームを食べて、互いに傷をなめあったのでした。
つづけ
実は八丁味噌ソフトは名古屋城でも売ってますw
しかし、岡崎城の売店は入場料を払わなくても行く事ができますが、
名古屋城は正門で入場料を500円払わないと売店まで行く事が
出来ません (^_^;)
味は味噌味ですw マジデwww
250円のソフトクリームを買う金はあるけど、松茸を食べられる程金を持っていない
と言うことにしておいてください。 (^_^;)
コンビニでパンを買えばよいと言ってもコンビには無いものとしてますw
駄菓子屋はあるけどねwww
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
こんなに長くなる予定では有りませんでした。 Orz
酔っ払って適当な事書いてすみません。 ><
続きをどうしよう?
ふぅ・・・
続きが楽しみですwwww