友情もどきの輩
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/11/05 23:10:26
画面の向こうで、顔も知らない連中が「親友」のスタンプを押し合っている。
タイムラインに並ぶ、文字だけの安っぽい絆。
いいねの数でしか測れない関係など、硝煙の匂いすらしないただの電子のゴミ屑だ。
タイムラインに並ぶ、文字だけの安っぽい絆。
いいねの数でしか測れない関係など、硝煙の匂いすらしないただの電子のゴミ屑だ。
記号化された「共感」という名の、温い泥水の掛け合い。
互いの傷口を優しく撫で合うふりをしながら、
その実は、自分が孤独じゃないと信じ込みたいだけの臆病者たち。
互いの傷口を優しく撫で合うふりをしながら、
その実は、自分が孤独じゃないと信じ込みたいだけの臆病者たち。
「いつでも味方だよ」と打ち込む指先は、
ひとたび風向きが変われば、躊躇なくブロックのボタンに触れる。
顔を隠したままで語る「友情」など、
防弾チョッキも着ずに戦場へ飛び出すような、自殺行為に等しい。
ひとたび風向きが変われば、躊躇なくブロックのボタンに触れる。
顔を隠したままで語る「友情」など、
防弾チョッキも着ずに戦場へ飛び出すような、自殺行為に等しい。
液晶の光に照らされた、実体のない温もり。
そんな幻影に身を窶(やつ)す暇があるなら、
闇のなかで一人、己の牙を研いでいる方がマシだ。
そんな幻影に身を窶(やつ)す暇があるなら、
闇のなかで一人、己の牙を研いでいる方がマシだ。
指先ひとつで繋がった絆は、
指先ひとつで、跡形もなく消え去る。
やれやれ、そんなデジタルなおままごとに、
俺のリアルな1秒たりとも分けてやるつもりはない。
指先ひとつで、跡形もなく消え去る。
やれやれ、そんなデジタルなおままごとに、
俺のリアルな1秒たりとも分けてやるつもりはない。























