Nicotto Town ニコッとタウン

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錆びついた夜の底で

手に入れた真実はいつも
守りたかったものを壊していく
あの時、差し伸べられた手を拒んだのは
俺の誇りか、それとも臆病さゆえか
「背中が寒いや」
灰皿の底で潰された煙草の煙が
消えたあいつの面影に似て、ひどく揺れる
引き金の軽さだけが
この手にある唯一の、確かな重さだ
誰も待っていない部屋へ帰る道すがら
俺はただ、消せない過去の足音を数えている
明けない夜はないと、誰かが言った
だが、この街の夜だけは
俺の血を吸って、どこまでも深く沈んでいく

#日記広場:人生




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