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冬の星


すでに ひかりは凍りついて
みあげれば ただ遠いともしび
青い硝子のなかのやうに
しづかに 夜が息をつめてゐる
あれは むかしの人がならべた
あふれるほどの 銀のひらめき
オリオンのベルトがかすかに震へ
冷たい虚空を ひそやかに指す
風もまた たちすくむであらう
こんなにも ただうつくしい夜は
こころのなかの 小さな傷も
ひとつの星に なってしまふ
あはれな冬よ またたく星座よ
きみのひかりは あまりに清く
わたくしのなかの不純物を すべて消し去つてゆく

#日記広場:小説/詩

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2026/10/04 19:20
冬の夜は 言葉まで白くなる気がします。

消えてしまえばいいものも
消えてほしくないものも
みんな胸の奥に残したまま
それでも空を見上げれば、遠い星だけが、何も問わず光っている。

傷も迷いも、べつに消えてしまわなくていい。
そんなふうに思える夜も、たまにはあっていい気がしました。

たくさんの言葉を届けてくださりありがとう。



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