良いも悪いも混ざり合っているんだな
- カテゴリ:勉強
- 2026/09/26 23:56:37
まだ蝉の声も聞こえるのだが、さすがに、もう夏も終わりだろう。
この夏は悲しいことが多かったな。
カイツブリもカルガモも、たくさんの雛たちが生まれたのに、ほとんど異世界へ転生してしまった。
しかし、多くの雛がいなくなったことで、今まで見られなかった生き物たちの姿を見られた。
カルガモの抱卵中の行動はなかなか見る機会がないのだが、今年は、多くのメスが二回の産卵をしたことで、抱卵の姿を見られた。
しかも、オスの行動が見られた。
メスが抱卵しているすぐ近くで、オスが見守っていたのである。
図鑑などでは「カルガモのオスは子育てしない」と書いてある。
たしかに、文字にしてみればこう書くしかないのだが、実際の行動を見ると、感覚は違う。
オスは、メスが産卵する前に縄張りの確保に努めているし、産卵した最初の頃は、メスのすぐ近くで見守っているのである。
抱卵が落ち着いてくると、オスはその場を離れるのである。
これは想像でしかないが、餌場を分け合うための行動のはずだ。
例えば他の生物で、マッコウクジラは、体の大きなオスが寒い極海へ行くことで、まだ寒さに弱い子供を暖かい海で自由に食べさせることができると考えられている。
カルガモのオスは、リスクの多い単独行動で餌場を探して転々と移動することで、子供達に池を解放しているのだと思われる。
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カイツブリは、生まれてまだ日の浅い子供を放置する行動を見せた。
これが、父親が事故死することで、結果的に放置した意味を感じた。
父親が世話を続けていた雛の2羽は、父が亡くなってすぐ、後を追うように無くなってしまった。
ところが、最初に放置された雛はまだ生きていたのである。
さらに、母親が残った子供の世話をだんだん減らしていった。
それで残っていた雛のうち1羽も亡くなった。
最初に独り立ちしていた1羽も亡くなってしまい、先日の台風の日に、最後の1羽も行方不明になった。
亡くなった雛のうちの3羽は遺体が回収されて、1羽は剥製保存、2羽は解剖になった。
解剖された雛の胃は空っぽで、衰弱死という判断になった。
この出来事から予想されること。
親は、雛の能力を見て、順番に自立を促していると仮定できる。
夏になってから池の環境は日増しに悪くなり、透明度が下がり、アオコが増え始めていた。
そうした悪い条件の中で、どうやって雛の世話をするのか、親のカイツブリは雛の様子を見て、考えていたのである。
こうした、生き物たちが状況を見て、雛を見て、考えている姿を見られた。
悲しいことばかり続いたが、生き物たちが持っている気持ちのようなものを感じられた。


























