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観察圧のお話


予告だけして書いてなかった(笑)

バードウォッチングなど、娯楽としての鳥の観察で頻繁に問題となるのが「観察圧」。

珍しい鳥が巣をかけたりすると、話題になって大勢の人が集まり、その鳥は巣を放棄して別の場所へ行ってしまう。
そうなると、最初の巣の労力の分だけ鳥は損をして、新しい巣を作って産卵するのも困難になってしまう。
最悪の場合、次の繁殖期まで、まる一年も損をすることになる。

人間が眺める「観察」が鳥の生活を「圧迫」するので「観察圧」。

   –––––

この観察圧、現実として鳥が被害を受けているので、圧力が存在するのはわかっている。
ところが、鳥が何を嫌がっているのか、人間がいることでどんな迷惑がかかっているのか、細かいところ、具体的なことはわからない。

僕自身が、営巣から子育てまで観察できたことのある鳥は三種類。
カイツブリ、カルガモ、カラス

まず、カイツブリから説明すると、どうもこれが、人間に適応しているように見える。これは東京都という場所柄もあるかもしれないが、人間から見える場所に巣を作るのである。

それに、僕が見ている目の前で産卵したこともある。

人間側の接し方にもよるのだろうけれども、少なくとも、僕の場合には、カイツブリから見て問題無い人間と認められていた。


カルガモの場合、なるべく人目を避けて、カルガモ同士でも対立を避けて、産卵場所の距離が離れるようにしているようだ。
しかし、本来の習性がどうであれ、都会で産卵できる場所は限られている。
嫌でも人目につく場所で産卵するのだ。

雛が誕生してからは、人目を気にしなくなる。気にしてたら都会では生きていけない。
僕の見た感じでは、カルガモも人間をよく見ていて、敵と味方を分けているようだ。
僕の場合には、カルガモ母さんが雛を連れて餌を食べ歩いている時に、僕が近くにいる方がカラスが来る可能性が下がるので、すぐ近くで一緒に歩くのを認められている。


で、カラスだ。
カラスは人間に観察されるのを嫌う。逆に、カラスが人間を観察するのはいつものことだ。
利用できる人間を探している。
食べ物の袋を放置したり、こぼしたり、場合によってはカラスに餌をやる人間までいる。

なので、カラスは人間をよく見ている。

僕がカラスの巣を観察していた時には、どうやら敵ではないと判断されたらしく、敵対的な行動は起きなかった。


これらの体験から考えるに、「観察圧」と一言にするのは難しくて、鳥の種類ごと、生息地域ごとに、違った事情があるのだと思う。

本当は、個々に、細かい事情を研究する必要があるのだと思う。

鳥が何を嫌がっているのか

この本質を知る必要がある。

#日記広場:勉強





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