タカネヒカゲノカズラ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2026/09/10 16:19:15
ニコットおみくじ(2026-09-10の運勢)
こんにちは!秋雨前線の影響で、九州から東海は太平洋側を中心に午後は雨。
関東や東北は朝晩に所々雨。
北海道は晴れる。
沖縄は晴れで、夜は雨のち晴れ。
【タカネヒカゲノカズラ】 高嶺日陰鬘 Lycopodium nikoense
Nikko Clubmoss
Nikko Lycopodium
☆タカネヒカゲノカズラは、
ヒカゲノカズラ植物門ヒカゲノカズラ科アスヒカズラ属の植物です。
<概要>
〇タカネヒカゲノカズラ
@詳細
★分類
日本固有の高山性クラブモスです。
□タカネヒカゲノカズラが、
日本固有の高山性クラブモス」とされる科学的理由
分子系統解析で日本産集団が独立した系統として支持されていること、
高山帯の岩屑地や寒冷環境に特化した形態や生態的適応を示すこと、
分布の中心が日本(本州中部以北と北海道)で、
国外分布が極めて限定的であることの3点に集約されていて、
高山性クラブモスとは何かを科学的に定義しますと、
「ヒカゲノカズラ科(クラブモス類)のうち、
高山帯の寒冷や強風、貧栄養環境に適応して進化した種群」を指します。
◆タカネヒカゲノカズラが日本固有とされる科学的理由
△分子系統解析で日本産系統が独立している
タカネヒカゲノカズラ(Diphasiastrum nikoense)は、
染色体数n=23のアスヒカズラ属(Diphasiastrum)として、
単系統性が支持されていますが、
これは、北米の近縁種のD.sitchenseと酷似するにも関わらず、
遺伝的には明確な差異があることを示していまして、
日本の高山帯で分化した独立系統であることが、
科学的に裏付けられています。
▲日本中心の分布(固有性)
分布は本州中部以北や北海道、屋久島山頂付近(例外的)があります。
又、国外では北千島や朝鮮半島に僅(わず)かに分布しています。
北米に同種説がありますが、分子系統では別種とされ、
主分地域が日本であり、国外分布は周縁的で固有性が高いです。
△高山帯への特化(形態や生態の適応)
タカネヒカゲノカズラは、岩屑地や向陽斜面、
寒冷で風が強い高山帯に生育し、以下の特徴を持ちます。
・小型化した匍匐茎(ほふくけい)
・葉が丸く、肉厚で、強光や乾燥に耐える
・胞子嚢穂(ほうしのうすい)が短く、風衝地でも倒れにくい構造
これらは高山の極限環境への適応形態であり、
同属の低地性クラブモスとは明確に異なります。
▲高山性クラブモス(科学的定義)
クラブモス(ヒカゲノカズラ類)は、
小葉「しょうよう(microphyll)や二又分枝、胞子による繁殖、
古い維管束(いかんそく)植物(リコファイト)という、
特徴を持つ植物群です。
▽生育環境による定義
・森林限界より上の高山帯
・強風や強光、低温、貧栄養の岩礫地
・生育期間が短い(雪融け後から夏)
▼形態的特徴
小型化で葉が厚く、丸くて光沢があり、
これは乾燥や強光対策で、貧栄養地への適応させる為に、
匍匐茎が強く、岩礫に張りまして、
そして、胞子嚢穂が短く、風衝地でも保持されます。
▽形態的特徴
高山性クラブモスは、Diphasiastrum(アサヒカズラ属)や、
Lycopodiumの一部が高山帯で分化した系統として扱われます。
▲タカネヒカゲノカズラが「高山性クラブモスの代表」とされる理由
日本の高山帯に特化した形態で、分子系統で独立性が示されていて、
分布の中心が日本です。
そして、近縁種との識別点(葉列が5列等)が高山適応と一致し、
岩屑地や向陽斜面という極限環境で安定した個体群を形成し、
科学的に見ても、日本の高山帯で進化した、
固有性の高いクラブモスでもあります。
☆形態の特徴
地上茎が匍匐していまして、
そこから針葉樹の若木のような直立枝が立ち上がり、
葉は細かく密生し、高山の風衝地でも枯れにくい常緑性で、
胞子嚢穂(ストロビル)は側枝(そくし)の先に形成され、
金色の小さな穂のように見えます。
★生育環境
栃木県の日光白根山や福島県や新潟県、群馬県の3県にまたがる尾瀬、
山形県の月山(がっさん)、長野県の白馬岳(しろうまだけ)等、
亜高山から高山帯の風衝地の灌木下や岩礫地の半日陰に生息していまして、
そして、生育密度が低く、見つけること自体が難しい高山シダです。
@ヒカゲノカズラ類に共通する伝説や効能、祭礼
☆胞子は火薬の代用品として使用された(世界共通)
ヒカゲノカズラ類の胞子は油分が多く、火を点けると閃光のように燃える為、
ヨーロッパでは「魔法の粉」や「雷光の粉」と呼ばれました。
・舞台演出の閃光
・写真撮影のフラッシュ(19世紀)
・花火の補助火薬
このように、日本でも胞子は「ヒカゲノカズラの火粉」として知られました。
★胞子は薬効として利用された(民間薬)
胞子は非常に細かく、油分が多い為、
皮膚の保護粉や湿疹、被(かぶ)れの薬として使用されました。
・赤ちゃんの汗疹(あせも)
・湿疹
・擦(す)り傷の保護
このように「ヒカゲノカズラの胞子は滑りが良く、皮膚に優しい」という、
民間知識がありました。
☆神事や祭礼で使用された(日本)
ヒカゲノカズラ類は常緑で枯れにくい為、
「不滅」や「清浄」、「境界を守る植物」として扱われ、
神社の注連縄(しめなわ)に混ぜる地域や、山の神の祭礼で例、
修験道の護符(ごふ)に添える例といった、特に本州中部の山岳信仰では、
「山の境界を守る植物」として扱われた記録があります。
★魔除けや境界の象徴(ヨーロッパ)
ヨーロッパではクラブモス類は「森の境界を守る植物」とされまして、
家の入口に吊るす風習がありました。
問題 タカネヒカゲノカズラ生息している鳥海山(ちょうかいさん)の、
山頂の最高地点がある都道府県名を教えてください。
1、山形県
2、秋田県
3、新潟県
ヒント・・・〇山頂の地点は〇〇県飽海郡遊佐町(あくみぐんゆざまち)
標高2236mで、山頂周辺は強風や寒冷の岩礫地が広がり、
鉾立口から御浜(約1時間)周辺の灌木帯と、
御浜から七五三掛(しめかけ)付近の岩礫帯が主な生育地です。
@最寄り駅:JR羽越本線象潟(きさかた)駅
鳥海山の主要登山口「鉾立口」へ最も近い駅で、
象潟駅から鉾立口(鳥海山5合目)までは、
鳥海ブルーライナー(登山バス)で約35分です。
運行は6~10月第2週の土日祝(完全予約制)で、
予約は前日17日まで(0184-74-3071)です。
お分かりの方は数字もしくは、
鳥海山の山頂地点がある都道府県名をよろしくお願いします。

























