秋麗の風によせて2
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/09/10 00:22:32
おまへの髪をさらふのは どこの秋の風だらうか
さうして青い空の深みから やはらかな光が降る
僕はまた静かな道をひとり歩いてゐる
なつかしい面影をこころに抱いて――
さうして青い空の深みから やはらかな光が降る
僕はまた静かな道をひとり歩いてゐる
なつかしい面影をこころに抱いて――
小川の面(おもて)をわたる風が
すずしいささやきを置き去りにする
おまへは今どこで何を思つてゐるだらう
とほい倖(さち)の音を聞くやうに……
すずしいささやきを置き去りにする
おまへは今どこで何を思つてゐるだらう
とほい倖(さち)の音を聞くやうに……
風よ おまへはどこへ急ぐのか
僕の小さなこころの祈りを乗せて
あの澄んだ空の果てまで吹いていっておくれ
僕の小さなこころの祈りを乗せて
あの澄んだ空の果てまで吹いていっておくれ

























