お彼岸について⑮
- カテゴリ:日記
- 2026/09/09 02:46:31
▼怖い夢・悲しい夢だったときの扱い方
故人が怒っていた、苦しそうだった、責められた。そういう夢を見て、朝から気持ちが沈んでしまう方もいます。
・出来事の予告としては読まない
夢占いでは、こうした夢を不吉な知らせとしては扱ってきませんでした。夢に映るのは見た人の側の気持ちであって、これから起きることではないとされているためです。
・責めているのは故人ではない
怖い場面が出てくるのは、心残りや後悔が残っているときだと語られてきました。故人が責めているのではなく、自分が自分を責めている気持ちが、その人の姿を借りて出てきたという読み方です。
もっとこうすればよかった、という思いを抱えたままの方は多いと思います。その気持ちごと、自分を責める材料にはしないでくださいね。
供養が足りないから見た、とは読まないでください。
お墓参りに行けない年もあります。
事情は人それぞれで、行けなかったことを夢と結びつけて罰のように受け取る必要はありません。手を合わせるだけでも、昔から供養のひとつとされてきました。
▼お彼岸の7日間にできること
夢を見たあと、何かしたほうがいいのか気になる方もいると思います。お彼岸の期間にできることを、負担の軽い順に並べます。
・手を合わせる時間を一度だけつくる
仏壇でも、写真の前でも、外を歩きながらでもかまいません。ひとつだけで十分です。
お彼岸は、故人を思い出す時間を暦のほうが用意してくれている期間です。自分で決めなくていいのが、この時期の楽なところだと思います。
・秋分の日の夕方、西の空を見る
秋分の日は、太陽が真西に沈むといわれる日です。西の方角に手を合わせる習わしが、各地に残っています。
9月23日(水)の日没ごろに、少しだけ空を見上げてみてください。何かを願わなくても、それだけで十分だとされてきました。
・夢を三行だけ書き留める
日付と、誰が出てきたか、目が覚めたときの気分。この三行で十分です。
長く書こうとすると続きません。
今年の秋は、9月11日(金)が新月、9月27日(日)が満月です。新月から次の新月までのおよそ29.5日をひと区切りにして見返すと、自分が夢を覚えている時期の癖が見えてきます。
・2026年は名月とお彼岸が近い年
今年は中秋の名月が9月25日(金)で、彼岸明けの前日にあたります。お彼岸の終わりに月見が重なる並びです。
お墓参りと月見を同じ週にまとめる方もいます。無理のない範囲で、都合のいい日を選んでください。
▼まとめ
お彼岸に亡くなった人の夢を見るのは、呼ばれているからでも、知らせが来ているからでもありません。
その人のことを思い出す時間が増える時期に、思い出しただけ夢にも出てくる。昔からそう語られてきましたし、それで説明のつく夢がほとんどです。
どんな場面だったか、誰が出てきたか、目が覚めたときにどう感じたか。読む順番はこの3つで、良い夢か悪い夢かは決めなくてかまいません。
今年の秋彼岸は9月20日(日)から26日(土)までです。今朝の夢を、三行だけ書き留めてみてくださいね。
▼よくある質問(FAQ)
Q. お彼岸に亡くなった人の夢を見たのは、呼ばれているということですか?
夢占いでは、そのようには読みません。故人の夢は見た人の側の気持ちが映るものとされていて、あちらから呼んでいるかどうかは夢からは分からないためです。お彼岸は故人を思い出す機会が増える時期なので、その分だけ夢に出てきやすいといわれています。不安になる必要はありません。
Q. 夢の中で故人が何も話さなかったのですが、意味がありますか?
話さない夢は、言葉ではなく居たことのほうを覚えている夢だとされてきました。何を言われたかを思い出そうとするより、どこにいたか、どんな表情だったか、目が覚めたときにどう感じたかを書き留めるほうが手がかりになります。無理に意味を引き出そうとしなくてかまいません。
Q. お墓参りに行けていません。夢に出てきたのはそのせいですか?
行けていないことと夢を結びつけて、罰のように読む必要はありません。事情があって行けない年は誰にでもあります。お彼岸の期間に手を合わせるだけでも、昔から供養のひとつとされてきました。行ける日にゆっくり行けば十分だと思います。
Q. 同じ故人の夢を何度も見るときは、どうすればいいですか?
一度の夢からは何も決めないほうがよいとされていますが、繰り返し出てくるものは記録する価値があります。日付と、誰が出てきたか、どんな場面だったか、目が覚めたときの気分を三行だけ書いてください。新月から次の新月までのおよそ29.5日を一区切りにして見返すと、自分の見やすい時期が分かってきます。
























