夫の墓には入りません
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/09/05 21:58:34
垣谷美羽さんの小説
ある晩、夫が急死と連絡。
飛行機の予約をしてかけつけると言うと。
なぜか地元のホテルにいたという…
夫が亡くなったのに、なぜか葬儀では泣くこともできなかった夏葉子だが、
家の借金がなくなり、これからは好きなように生きていけるはずが?
夫が亡くなってはじめて、給料をいくらもらっていたのか知り、
その中から知らない女への定期的送金がわかったり。
まあ、本人も死ぬと思ってなかったからだろうけど、
世の夫婦ってそんな感じなの?
単行本でのタイトルは「嫁をやめる日」ってタイトルだったらしく。
あまりお墓問題は関係ない。
ただだんなの墓をつくった時に、夫の両親が手続きした関係で、
墓石に妻の名前までいれてしまうのは恐ろしかった。赤文字としても。
現代では夏葉子のことを「未亡人」って呼ぶのは不適切な場合も。
「本来は夫と共に死ぬべきなのに、まだ死んでいない人」という意味だとか。
そんな意味があったのか。。
話は変わるけど、妻が夫のことを「主人」って言うのは一般的だけど、
なんとなく対等な関係に聞こえなくて好きじゃありません。。
夫の両親が墓も仏壇も準備してくれたのはいいけれど、
夏葉子の家のカギも持っているため、連絡もなく家にやってきたり、
監視されている感じがあり、自宅でくつろげない。
そもそもなんで渡したんかな…
今は両親ともに元気だけど(義父はちょっと認知症の気配が…、
そのうち介護が必要になって頼ってくるかも?
ひきこもりの義姉の面倒もみる必要があるかも?って不安になっていく。。
この場合、義理の両親が亡くなっても遺産はもらえない可能性もあるとか。
なかなか複雑。
そこで登場するのが「姻族関係終了届」
あっさり受領されてしまうけど、ホントにそんなの出して大丈夫だった?
って気持ちが残るし、結婚とは、夫婦とは何なのか考えてしまう。
























