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生存率0%の日陰のコンクリート下

亀の餌としてミナミヌマエビを飼ってる。少しでも亀の餌代が浮けばいいなとおもって。その結果、最初亀が愛玩動物だったのに、だんだん海老のほうがかわいくおもえてきたりして。



40度の酷暑日で、海老全滅。
 雲一つない酷暑日が続くなか、海老水槽の4つのうち、2つの水槽が全滅した。一匹残らず、全滅した。原因は、やっぱり暑さなのだろう。しかし、4つある水槽のうち、2つは生存している。これはどういう事なのだろう。気温だけが原因ではないようだ。


風が左右した生死
 生き残った水槽2つは、同じ炎天下という環境なのに、生き残った。その生き残った理由が、風だったかもしれない。生き残った水槽は、炎天下だけど、風で冷却されていたかもしれない。生存率0の水槽は、よかれとおもって、日陰になって涼しかろうと、水槽をコンクリート住宅の真横においたのだ。日陰におけば、水温があがりにくいだろう。と思った。そしたら、逆だった。コンクリートの横の日陰というのは、生存率ゼロパーセントだった。

結論
 屋外海老の味方は風、コンクリート日陰では、一匹も生き残れなかった。

 この炎天下のなか、日向で育てるほうが危険だと思ってた。コンクリート住宅の横で、日陰で育てるほうが、涼しいだろう、生きられるだろうと思ったら、どうやら、コンクリートは熱を逃がさないらしく、コンクリートの下の水槽の中は、冷却できずに海老もメダカもタニシも生きられない鍋みたいな環境にさせてたみたいで、水槽の中の生命が、ここ数日で一匹もいなくなっていました。アナカリスしか生き残ってませんでした。この炎天下なのに、日向で影にならない場所にある水槽のほうが、生き残ってました。この暑さで水質の悪化もあるのに、それでも、日向において、風の強い場所においた水槽のほうが、海老を生かしていました。海老の生き残りに必要なのは、風。そして、コンクリート下は生存率ゼロという、人類のつくった構造物が、いかに自然の中で強烈な影響力を持つのかというの凄さ、恐ろしさを感じました。人間が安全に快適に住むコンクリート住宅は、海老という大自然にはまったく優しくないんですね。コンクリート住宅が作る日陰が、この炎天下から海老を守るだろう、て思ったら、その真逆、生かすどころか、絶滅、っていうのを目の当たりにして、むしろ炎天下の太陽と風という、自然の中においた水槽のほうが生きてるのをみて、自然と人間の環境破壊…っていう縮図を、庭で感じました。人間の快適は、海老や自然にとって、絶滅になりえると。むしろ炎天下のような自然そのままをそのままにしたほうが、生き残ってるという自然のなかでの自然の何もしなかった場合の強さに、感嘆します。

明日からは風を読む。
 海老の大絶滅をこえて、ショックで海老を飼う資格ないんじゃないかと自暴自棄なんですけど、でも半分は絶滅したけど、半分は生き残ってる。と思って、生き残ってるほうを大切にする事にした。今日まで「海老のためにはコンクリート日陰」と思っていたんですが、そうじゃなかった。40度の酷暑の庭で、海老をいかすために必要なのは、「風」だった。風をよんで、置き場所を工夫することが必要だったみたい。「日向は熱くなりすぎるだろう」って思ってたんですが、日向はまったく原因にはならなかった。日向の水槽のほうがいきのこっている。日と風は、海老にとって仲間だった。コンクリート下こそ、生存率、ゼロ、という、恐るべき数字をだしていた。ゼロ…。なんて恐ろしい。コンクリート下。後悔して、明日からは水温が上がりすぎないよう、風で水槽が冷えることを考慮する。海老が死んで後悔して、風を読む航海士みたいになる。っていう…。風を読むなんて、自分には無縁の世界だと思っていたのに、まさかそんな、発端は「亀」を育てるという事から、自分が風向きを読む人になるなんて…と、風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけど、亀育ててたら、風読むって…どういう…。っていうわけわからないところに自分が今進んでいるんだなぁ~と、人生の双六でどこだここ、ってちょっと振り返りたくなる瞬間だった、海老のコンクリート下水槽絶滅事件だった。

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