泥の夜、あくる朝の光
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/07/25 11:27:24
街はすべて濁流となり 私は首まで泥に浸かっていた
暗闇のなかで 幾百もの尊い命が消えてゆき
水が去ったあとの街は まるで戦場のような惨劇だった
暗闇のなかで 幾百もの尊い命が消えてゆき
水が去ったあとの街は まるで戦場のような惨劇だった
なぜこれほどまでに 世界は引き裂かれてしまったのか
冷たく乾いてゆく泥の底に 昨日までの日常が埋もれている
立ち尽くす私の目の前で ただ時間だけが冷酷に流れていた
冷たく乾いてゆく泥の底に 昨日までの日常が埋もれている
立ち尽くす私の目の前で ただ時間だけが冷酷に流れていた
けれど 見上げる空は あまりにも残酷に美しく
燃えるような朝焼けが すべてを優しく照らしだす
悲しみも 苦しみも その光のなかに溶かしてゆくように
燃えるような朝焼けが すべてを優しく照らしだす
悲しみも 苦しみも その光のなかに溶かしてゆくように
あの地獄のような夜の果てに なぜこれほどの光が満ちるのか
私は涙のなかで ただその美しい朝の空を仰いでいた
失われたひとたちの魂へ 祈りを捧げるように
私は涙のなかで ただその美しい朝の空を仰いでいた
失われたひとたちの魂へ 祈りを捧げるように



























