黒い糸
- カテゴリ:自作小説
- 2026/06/28 18:53:23
第六章
ミーティングが終わり、今日一日の流れは把握した。…さて、やりますか…と白湯を一口飲み、仕事に取り掛かった私だ。どの位の時間集中していたか分からないが、私は…「ふぅー」と腕を伸ばしていた。時刻は15時半を廻ろうとしている頃だった。…コーヒーでも飲もう…そう思い立ち、私はキッチンへと向かった。頭がフル回転だった為、甘い物を欲していた私は冷蔵庫からチョコレートを一欠けつまみ、ケトルへと水を入れた。…集中し過ぎたな…とチョコレートを溶かしながら小さくなったそれを飲み込んだ。…残り1時間半か…コーヒーも少し甘めにしとこう…そう思いながら座りっぱなしだった身体を思いっ切り伸ばした。…「んんー…」声に出てしまう程に集中していたのだろう。そんな事をしている間にケトルの湯は沸いており、私は少々甘めのコーヒーを作った。…さてと、お仕事しますかねー…と思いながら仕事部屋へ行き、残りの1時間半集中する事となる。あっという間に仕事は終わり、私は折角作ったコーヒーを今頃飲む事となった。…「ふぅ」溜息にも似た呼吸をし、コーヒーを持ってベッドルームへと向かった。スマホはいつもドレッサーに置いてある。私は、…いつも通りなんだろうな…そんな風に思いながら、鳴ってもいないであろうスマホに目をやった。…あれ?悠から連絡来てる…?そう思うのと同時に高ぶる感情に私は…もしかして…会える…?と期待をしてしまっていた。期待と不安を少々抱えつつも私はラインを開いた。そこには悠から…「愛羅、今日22時頃会えねぇか?」と来ていた。私は、舞い上がってしまう程嬉しく感じ、直ぐに返事をした。…「分かった、22時頃行くね」と返事をし、…お風呂入っちゃお…と直ぐに頭を切り替える事にした。…時間はいつも通りだけど、月曜に悠が誘ってくれるなんて…珍しい…と湯船に浸かりながら、考えに耽っていた。30分程で風呂から上がり、髪を乾かし軽くメイクをした。時刻は21時を過ぎた頃だった。…半になったらタクシー呼ぼう…そんな事を考えながら、少しばかり心躍る感情で日記に手を伸ばした。




























