Nicotto Town ニコッとタウン

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黒い糸

第二章

いつの間にか寝ていた様だった私は、いつも感じる虚しさに苛まれていた。…でも悠は愛してるって言ってくれる…自分に言い聞かせる様にあまり吸わない煙草に手が伸びていた。ベッドの上でボーッとしながら煙草へと火を点けた。…ブラックデビル…彼の吸っている煙草と同じ物。彼の匂いに包まれている様で安心した。多くて週に3、4回は彼に抱かれる私だ。…セフレ…嫌な言葉が頭を過る。…そんな事ないよね、きっと…そう思いながらブラックデビルを一口吸い込んだ。呼吸する様に肺の奥の奥まで煙を入れ、ゆっくりと煙を吐き出した。それを3回程繰り返し、煙草を消した。私はベッドから起き上がり、コーヒーを飲もうとキッチンへと向かった。ケトルへと水を入れ沸かし始めた。その間に部屋中のカーテンを開け、陽の光を入れる。…んーっと伸びをし、今日も暑い日になりそう…と良い天気に気分が良くなっていった。その間にお湯が沸き、コーヒーの準備をした。コポコポとマグカップへとお湯を入れ、私はローテブルへと座った。コーヒーを啜りながら…おいし…とホッとなる感覚を覚えた。窓を見ながら、コーヒーを啜る時間は私に至福な時間を与えてくれていた。ゆっくりとした時間を過ごしながら、…洗濯でもしよう…私の日常が始まろうとしていた。コーヒーを飲み終えた私は洗顔をしに洗面台へと向かった。洗顔をする前に私は自分の顔を観察するのが日課だ。…今日はそんな疲れて無さそう…としっかり自分と見つめ合ってから洗顔をし始める日々だ。…今日は何を食べようかな…なんて事を考えつつ洗顔を終えた。…確か…バナナがあったな…朝ご飯はバナナジュースで良いや…そう思い立った私はキッチンにあるバナナを2本程ミキサーに入れ、牛乳を注ぎ、ミキサーをかけた。…美味しそう…気分の良い日曜日にわくわくする。バナナジュースを飲み始め、私は何だか嬉しくなっていた。バナナジュースに使った器などの食器を洗い始め、…よっし、洗濯しよ…と軽くなっていく心と共に身体も軽くなっていた様に思う。

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