アカイサキ
- カテゴリ:グルメ
- 2026/06/09 15:55:46
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こんにちは!九州から東北は雲が多く、午前中は所々で雨。
北海道は広く雨が降り、東部を中心に大雨や強風に注意が必要。
沖縄は雨。
【アカイサキ】 赤伊佐木 Caprodon schlegelii(Gunther,1859)
Schlegel’s red bass
Pink maomao
Sunrise perch
☆アカイサキは、スズキ目ハタ科ハナダイ亜科アカイサキ属に属する海水魚です。
<概要>
〇アカイサキ
@異議
アカイサキは「イサキ」と名に付きますが、
イサキ科ではなく、ハタ科アカイサキ属で、
ハナダイ亜科に分類されていますが、
亜科に関しては、学者によって意義もあるようです。
★アカイサキがハナダイ亜科(Anthiadinae)に入ることについて
学者の間では亜科そのものの妥当性や、
ハタ科内での系統的位置に関して、異議や再検討が続いています。
主な論点は、形態形質の纏(まと)まりの弱さや、
分子系統解析で一枚岩のグループにならないことや、
ハタ科全体の再編成が進んでいるという3点です。
□形態学的特徴(形質)の纏まりが弱い
ハナダイ亜科は、背鰭棘数や軟条数、鰓耙(さいは)数、
体高等の形質で特徴づけられてきましたが、
属ごとに形質の幅が大きく、
亜科としての一貫性が弱いと指摘されています。
◆例:サクラダイ属(Sacura)の再検討研究
背鰭軟条数や鰓耙数、体高等の形質が、
属内でも大きく変動することが示されまして、
従来の形態分類の再評価が必要とされています。
□分子系統解析で単系統にならない問題
近年のDNA解析ではハナダイ亜科が単系統にならないという、
結果が複数報告されています。
*単系統・・・共通祖先を共有する纏まったグループ
つまり、ハナダイ亜科の一部の属は、ハタ科のグループに近く、
逆にハナダイ亜科に含まれない属が近縁に入る等、
遺伝的な纏まりが形質分類と一致しないという問題が起きています。
その為、ハナダイ亜科という分類は自然郡ではないかという、
異議が出ている訳になります。
■ハタ科(Serranidae)全体の再編成が進行中
ハタ科は世界的に再分類が進んでいまして、
旧来の亜科区分(ハタ亜科やハナダイ亜科、バスレット亜科等)が、
再検討されています。
一部の研究者は亜科を廃止すべきと主張していまして、
逆に新しい亜科区分を提案する動きもあるという状況です。
アカイサキ属(Caprodon)もこの再編の影響を受けていまして、
どのグループに置くのが最も自然かが議論されています。
@属名Caprodon
ギリシア語で猪(いのしし)を表すKaprosに、
歯を意味するodonが付けられています。
@種小名schlegelii
ドイツの動物学者である、
Herman Schlegel(ヘルマン・シュレーゲル)さんに因んでいます。
@市場での価格
見た目が華やかで特に成熟した雄は派手な色合いになる坂がですが、
個性に欠ける面もありまして、
市場での価格は安くはありませんが、さほど高くもありません。
☆アカイサキの市場価格が非掲載になる理由
深場性で漁獲が安定せず、流通量が少ないのと、
地方市場でハナダイやアカハタ、その他の白身魚扱いの為、
混称(こんしょう)されています。
又、全国18市場の統一データに登録されていない為、
アカイサキの単独の全国相場は公表されていません。
■推定される実勢価格
アカイサキと同じ「ハナダイ類」中深場の、
高級白身魚の市場価格帯から推定しますと、下記の通りになります。
・高値帯:2000~3000円/kg
・中値帯:1200~1800円/kg
・安値帯: 900~1200円/kg
これは同じ価格帯にあるアカハタ(1500円/kg)や、
イサキ(891~2952円/kg)の実勢価格からの推定です。
@遊漁釣り
☆アカイサキの遊漁釣り
主に中深場(40~200m)を狙う船釣りで、
ハナダイ類特有の強い引きと美しい魚体を楽しむ釣りで、
ターゲットとしては珍しく、
相模湾や伊豆半島、房総半島、五島列島等で稀に狙われます。
又、アカイサキは浅場に殆(ほとん)ど来ない為、
遊漁船で沖の中深場を狙う専門性の高い釣りになります。
釣り方は胴付き仕掛けやライト中深場、五目釣りで、
シーズンは初夏から秋にかけてですが、地域差があります。
ヒットゾーンは岩礁帯や急斜面、根周りです。
■どんな仕掛けか
胴付き仕掛け(2~3本針)とライト中深場タックルで、
錘(おもり)は80~150号が良いとされていまして、
餌は鯖(さば)の切り身やイカタン、オキアミです。
アカイサキは肉食性で餌への反応が良い為、
五目釣りの外道として釣れることも多いです。
@生態
☆分布
■日本
アカイサキは暖海性の魚で、
日本近海では兵庫県香住(かすみ)から九州南岸にかけての、
日本海、東シナ海沿岸、相模湾から九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海(稀)、
伊豆、小笠原諸島、東シナ海大陸棚縁変域、
宮古島、八重山諸島に分布しています。
□海外
朝鮮半島南岸や済州島(チェジュド・ちぇじゅとう)、台湾、
オーストラリア東岸、西岸、ハワイ諸島、チリに至るまで、
広く分布しています。
★生息域
主に沿岸や大陸棚縁辺の水深40~302mの岩礁域に生息しています。
☆産卵・性転換
アカイサキは、ハタ科の魚で雌性先熟(しせいせんじゅく)します。
概ね約34cmの大きさまでは雌として産卵し、
それより大きくなりますと、雄に性転換します。
@特徴
アカイサキは、約34cmまでは雌で、
その後、雄へと性転換して、約45cmまでになります。
★体系
側扁して、ハタ科の中では体高があり、
雌の間はハタというより、メバルに近い姿をしています。
☆背鰭
前部の棘条から後部の軟条まで途切れず連続していまして、
棘条部の長さは軟条の長さと同じかやや短いです。
そして、尾鰭の後端は直線的かやや丸みを帯びています。
問題 アカイサキの体色についてですが、
次の文章の〇に入る色を教えてください。
〇体色
雌と雄で異なりまして、いずれも全体に少し黄色が混じった赤色ですが、
雌は体側が赤橙色で体側の背側から背鰭基底部にかけて、
不規則な薄い〇斑が数個並んでいます。
成熟し、雄に転換するとこの薄い〇斑は消え、
体色が全体に黄赤色になり、頭部には口の上あたりから鰓蓋後端に向けて、
稲妻状の黄色い筋が数本現れ、背鰭棘条後半辺りに明確な〇い斑紋が現れ、
全体に派手な色彩になっています。
1、黒
2、赤
3、白
ヒント・・・〇〇い斑紋
種内シグナル(成熟性アピール)や、
群れの中での識別、捕食者への攪乱(かくらん)といった、
視覚的意思疎通に関わる可能性が高いと考えられています。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る色をよろしくお願いします。
























