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重賞展望


土曜の新馬戦を勝ったジーティーサクラ、ドスローで勝ち時計は遅いとはいえ11.4-10.5-10.8の流れを上がり32.4の脚で余力充分で差し切った脚力はなかなか。ペースが上がってどうかはあるけど楽しみな馬やね。2歳戦が始まったと思ったら今週末は上半期ラストGⅠの宝塚記念。現地参戦予定。他の重賞は函館スプリントS。

【宝塚記念】阪神内2200は初角までの距離が長くテンのペースは上がりやすいコース。実際過去5年中4年(京都開催時は除く)で前傾ラップになってるように芝の中長距離GⅠとしては異例の傾向。昔からこのレースで初GⅠ勝利を飾る馬が多かったのも主流コースとは真逆の適性を求められるからなんやろなと。それに加えて梅雨時の開催後半ということもあって内を中心に馬場が荒れてる年も多く、外差しがズバッと決まることも多かったけど去年から2週前倒しになって勝ち時計は稍重でも2.11.1と良馬場並み。恐らく今後は以前よりスピードや追走力が問われるはずで、展開や馬場次第ではあるけど大阪杯と繋がりやすいレースになっていくのでは。血統ではヴァイスリージェントやトニービンあたりが目立つ。

クロワデュノールは前走の春天は能力の違いで勝ち切ったけど流石に距離は長かった。スタートや折り合いも良く操縦性も抜群と弱点らしい弱点がなく基本的には条件不問の総合力タイプやからここも能力さえ出せれば最有力。唯一の懸念は大阪杯、春天と使われての春GⅠ3戦目で疲れがないかどうか。ミュージアムマイルは小回り中距離戦に強いハッピートレイルズ牝系らしく中山巧者で皐月賞ではやや展開利があったとはいえクロワを倒してるし有馬記念も強い相手に勝ち切った。阪神内回りは初やけど適性としては高そう。ただ皐月賞は前崩れの展開で内容的には2着のクロワの方が強かったし、有馬は古馬との斤量2キロ差も効いた。今回初の58キロでどうかは気になるし、世界情勢を見てドバイ回避⇒香港も出走出来ずで結局ここが半年ぶりのレースになったのもプラスではない。メイショウタバルは去年のこのレースで淀みない流れで逃げて完勝。前走の大阪杯も速い流れで後続の脚を削いで2着と持続力勝負に持ち込むことと気分良く走ることが好走条件。ここは舞台適性は当然問題ないけど有馬で絡まれたミステリーウェイとコスモキュランダが出て来てるのは気になるところ。どうしても気性的に他馬の影響を受けるし、皐月賞や日経新春杯みたいに暴走のリスクは孕んでる馬やからね。まずは枠の並びとスタート次第。ダノンデサイルは前走大阪杯は慣れへん内回りの内枠から最後差して来て3着を確保したように底力は現役でもトップクラス。この時は促しながらでやや追走が忙しく見えたからより延長自体はプラスになるはず。ただ本質的には大箱コース向きかな。レガレイラは中距離のカテゴリーでは速い脚はなくて前半から速くなりすぎると良くないし上がりが速すぎてもキレ負けするからスローからのロンスパ戦になるかどうか。テンが速くなりやすいコースでメイショウタバルら逃げ馬が揃ったからそれなりに流れそうではあるけど。休み明けより2戦目の方が良いタイプやから半年の休み明けも気になる。これだけ強い馬が揃うと流石に穴馬の出番は多くないと思うけど挙げておきたいのはシェイクユアハート。以前は決め手に欠ける3勝クラスの番人みたいな感じやったけどここにきて本格化したのか苦手としてた上がりの速いレースでも重賞を勝てるまでに。2200よりは2000って感じはせんでもないけど今なら。あとは2200では京都記念でシェイクユアハートに先着、神戸新聞杯ではメイショウタバル相手に僅差2着のジューンテイク。大阪杯では外枠から外を回して上位3頭と差のない競馬をしたタガノデュードあたりを。

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