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海の賦


先日読んだ福井爽人の「紫の雨」にあった一節。

自分の作品「海の賦」について友人に送った手紙からのもの。

「・・・この作品は色彩も少なく全体的に暗く仕上がってしまいました。展覧会場で、ほんのわずかな人でも目に留めてくれればと願いますがそれも贅沢かも知れません」

この文章を読んでから、氏の「海の賦」を画集から探して観てみた。

暗い海を背景に、骨になった魚や壊れた壺や網などが配置されている。その中にぼうっと光る白い石?がアクセントになっていて静謐な美がある。

約五年後に大観賞を受賞するまでは、本当にマイナーな画家で自身でも自分の作家としての自信が揺らいでいたのかなと想像する。

そういう意味では賞を取るというのは大事なことなんだろうな・・・。
自分の目指す画風が間違っていないという自信につながるから。


現在8月の新道展に向けて全三枚になる組作品を描いている。
タイトルは「天女 天花となりて 地に舞い降りる」

例によって思った色合いにならなかったり、すごく稚拙に見えたり・・・。
描いても描いても終わりが見えないでいる。

今日から三日間は母が施設から帰って介護生活なので、絵のほうはしばしお休み。描かない時もいつも頭の中に絵のことはある。
頭の中でシミュレーションを繰り返している。

#日記広場:アート/デザイン

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2026/06/08 13:09
難しいですね
絵ができたらまた見せてほしいな
アバター
2026/06/08 12:45
正解のない世界です。
だから賞を取るのは
自分の中の1つの灯火に
なるんだろうね。
それでも揺らぐけど。

せんちゃんの絵、どんな
絵になるか楽しみです。
アバター
2026/06/08 10:41
大御所でも、やっぱりそういう時代を経て、
賞をもらって認められてってなるんだねえ。
「海の賦」探してみたけど、「○○の賦」ってのはいろいろ出てきても、
「海の……」はなかった(・ω・)
無名時代の作品だからかな? 残念……。
せんちゃんの絵は、私にとってはもうとっくに受賞もののレベルだから、
今回のも出来上がりを楽しみに待ってるよ(*^_^*)




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